アップルが顧客満足度のPC部門で首位を維持、サムスンが肉薄–米調査
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Appleの「Mac」は消費者向けPCの「満足度」指数で1位になったが、サムスンのハードウェアも首位に肉薄している。
家電製品および電子機器に関する米国顧客満足度指数(ASCI)の2021~2022年の調査報告書には、さまざまな個人用電子機器や家電製品に対する米国顧客の一般的な印象が表れている。
AppleはPCカテゴリー(デスクトップ、ノートPC、タブレットを含む)で、前年と同じ82点(100点中)のACSIスコアを獲得し、首位に立った。IDCの調査によると、Appleは2022年第2四半期、PC市場で約7%のシェアを獲得したという。僅差で2位に付けたのは、前年比3%増の81点を獲得したサムスンだ。Amazonは7%増の79点で3位。このほかAcer、ASUS、Dell、レノボも同点で3位だった。主要ブランドの中で評価を下げたのは、前年比3%減の78点を記録したHPだ。
調査報告書によると、2022年には、デスクトップに対する満足度(80点)がノートPC(79点)とタブレット(79点)をわずかに上回ったという。タブレットは前年の76点からスコアを伸ばした。
PCに対するユーザー満足度は8種類のベンチマーク(デザイン、グラフィックスおよびサウンドの品質、プロセッサー速度、最小限のクラッシュ、アクセサリーの入手のしやすさ、操作のしやすさ、機能、ソフトウェアおよびアプリの入手のしやすさ)に分割され、デバイスの種類によって分類される。すべてのカテゴリーで、デスクトップはノートPCおよびタブレットよりも高いスコアを獲得した。
デスクトップおよびノートPCソフトウェアのスコアは78点で、2021年から1%上昇した。Microsoftが前年比4%減の73点だったので、ソフトウェアのスコア上昇に寄与したのは、ほかのソフトウェアプロバイダーだ。業界のほかのプロバイダーは、前年比3%増の79点を獲得し、Microsoftと小規模なソフトウェアベンダーの差が広がった。
全体として、家電製品に対する顧客満足度は79点を記録し、前年の78点から1%増加した。顧客満足度が最も高い家電メーカーはLGで、スコアは前年の79点から3%増の81点を記録した。