リコー、多様な働き方を管理するグループ共通基盤を構築
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リコーはグループ全体における勤務工数管理の共通基盤として、日立ソリューションズが提供する勤怠管理システム「リシテア/就業管理」を導入した。2021年9月に稼働を開始しており、ほぼ標準機能で、多種多様な業種業態のグループ15社で働く従業員3万6000人の日々の働き方を可視化した。日立ソリューションズが9月29日に発表した。
リシテアは最新の法制度やさまざまな就業形態に対応し、従業員が行う申請業務、人事部門の人事給与管理業務の効率化や、企業の重要な経営課題である「人財戦略」を支援する。豊富なパラメーター設定が可能で、より最小限のカスタマイズでグループ全体の多種多様な業種業態、勤務制度を管理できる。
リコーは今回の導入で、9割の従業員が勤務実績の日々の登録、承認を励行するようになったという。また勤務状況がタイムリーに可視化されるため、管理職が気付きを早期に得て対策できるようになり、就業管理の効率向上にもつながっている。
またリシテアを通じてグループ全体で就業管理業務の標準化が進み、管理する情報を共通化できた。これにより各施策の検討時に同じ視点で議論できるようになったという。
今後は可視化されたデータを使って、付加価値を高めるような働き方につなげていき、残業時間の縮減だけでなく、創造性の高い活動に費やす時間をどれだけ作れたかを評価する仕組みを構築していく予定だ。