NECら、泉佐野市で観光サービスの提供とデータ活用を実証へ–地域活性化図る
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大阪府泉佐野市とNECは、観光関連情報などを発信する観光周遊アプリを活用し、アプリから得られる行動データなどを観光施策に生かすための実証実験を実施する。実施期間は、2022年12月1日~2023年1月31日。
同実証には、NECソリューションイノベータ、オーシャンブルースマート、アウモが協力する。NECソリューションイノベータが観光周遊アプリ、オーシャンブルースマートがシェアサイクル、アウモがお出かけ情報サービス「aumo」を運営する。
同実証では、観光周遊アプリの活用、シェアサイクルの運営、メディアの活用という3つの施策を通じて行動データなどを取得し、施策を検証する。
観光周遊アプリの活用では、アプリを介してゲーム感覚で観光スポットなどを巡るミッションを開催し、利用者の周遊を促す。同アプリでは、泉佐野市の観光スポット情報やクーポン、シェアサイクルのサポート情報なども取得できるようにし、市内を周遊するためのサポートも行う。同アプリは「NEC 応援経済圏構築プラットフォーム」をベースにウェブで利用することが可能で、スマートフォンへのインストールは不要だという。
シェアサイクルの運営では、2021年7月から泉佐野市内で実証展開中のPiPPAシェアサイクルを継続設置。観光周遊アプリを通してシェアサイクルの周知・利用を促し、観光スポットを周遊する際の移動の利便性向上を図る。メディアの活用では、aumoと連携し、泉佐野市の観光情報を特集ページで発信。泉佐野市内の観光スポットの認知度向上を図り、利用者の周遊を促進する。