「Android 14」、最初の開発者プレビューが公開
今回は「「Android 14」、最初の開発者プレビューが公開」についてご紹介します。
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Googleは米国時間2月8日、次期メジャーリリースとなる「Android 14」の初の開発者プレビューを公開した。
同社のAndroid 14に関する発表は、開発者が利用できる新機能に焦点を当てている。
例えば、タブレットや折りたたみデバイスなど、さまざまな画面サイズのサポートが強化されている。これは、同社が大型画面向けに「Android 12L」や「Android 13」で築いた基盤を発展させたものだ。
同社は、開発者がタブレットや折りたたみデバイス向けにより良いアプリを作成できるように、いくつかのガイドラインを用意している。例えば、大型画面で動作し、見栄えがよいインターフェースを集めた専用ギャラリーなどがある。
また、アプリの連携やバッテリー持続、システム健全性を改善するため、バックグラウンドの動作を効率化した。
Android 14では、フォントのスケーリングも改善されており、これまでの最大130%に対して、200%まで拡大可能になった。また、アプリごとの言語設定を改善したほか、「Grammatical Inflection API」によって、独語や仏語など、文法上の性別がある言語へのサポートを強化した。
プライバシーとセキュリティー面では、動的なコードローディングの方法を変更し、動的にダウンロードされたコードの悪用を軽減できるようにした。
また、Android 14デバイスでは、SDKバージョン23未満の古いアプリをブロックして、インストールできないようにした。
同社はほかにも、「OpenJDK 17」のサポートを追加し、adbコマンドやデバイスの開発者向けオプションで変更を切り替えられるようにするなど、変更点のテスト方法を強化した。
同社は、Android 14が最終的にリリースされるまでの、今後のスケジュールも明らかにした。2月と3月に、2つの開発者プレビューを公開する。その後は7月末まで、4つのAndroid 14のベータ版を毎月リリースする。最終版は、晩夏か初秋にリリースされるとみられる。
Android 14の開発者プレビューは、「Pixel 4a (5G)」「Pixel 5」「Pixel 5a 5G」「Pixel 6」「Pixel 6a」「Pixel 6 Pro」「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」で利用できる。