東洋紡、原価計算・採算管理パッケージを国内16工場と子会社1社に一括導入
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JFEシステムズは、東洋紡が原価計算・採算管理パッケージ「J-CCOREs」を国内16工場・1子会社に一括導入したと発表した。従来、ホストコンピューターで稼働していた3つの原価計算システムを統合、全社共通システムに刷新するレガシーマイグレーションを実現した。
J-CCOREsは工程別・製品別に製造原価を把握できるパッケージ製品。原価計算・損益計算の運用実現にとどまらず、新製品原価、原料単価変動に伴う高速なシミュレーションやさまざまな視点での差異分析機能まで対応する。
今回の導入で、これまで分散していた原価データの一元管理が可能となり、全工場の原価計算が標準化されたほか、工場間の原価比較や差異分析の細分化が可能になったという。また原価計算の夜間バッチ処理をリアルタイム処理に移行したことで、これまで集中対応していた経理業務が平準化された。
同製品について東洋紡では、製造実態に合わせて配賦計算が細分化できる点や、事業別・製品別等の原価差異分析が細かく設定できる点を高く評価した。またJFEシステムズが有するホストコンピュータ(基幹システム)とのシステム連携に関する知見や、大規模一括導入の実績、豊富な原価管理の業務知識なども採用のポイントになったと説明している。