ウィズセキュア、フィンランドオリンピック委員会とアウトカムベースセキュリティで提携
今回は「ウィズセキュア、フィンランドオリンピック委員会とアウトカムベースセキュリティで提携」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
WithSecureは8月23日、フィンランドオリンピック委員会(FOC)との間で、スポーツ界にアウトカムベースセキュリティをもたらすことを目的としたパートナーシップの締結を発表した。
アウトカムベースセキュリティは、同社が提唱するセキュリティの考え方で、ビジネスの結果(アウトカム)を守ることを中核とする。
今回のパートナーシップにより、FOCとウィズセキュアは、フィンランドのスポーツ界にとってよりセキュアかつ公平な環境を作るために協力する。FOCの現在のサイバーセキュリティインフラを評価し、フィンランドのスポーツ界の将来のサイバーレジリエンスをサポートするための指針を確立する技術的および事務的サポートを含む。
データの活用を重視しているFOCでは、サイバーセキュリティの重要性が増している。フィンランドのスポーツ界をサポートするためのサービスの開発/提供を主な業務とするFOCは、他の業務が持つリソースを犠牲にすることなく、デジタルサービスのサイバーレジリエンスを向上させる必要があるという。
FOCは、戦略的な目標の達成の障害となり得るサイバー脅威からデジタルネットワークとインフラを保護するWithSecureのサービスを活用することで、目標とする成果を達成したいと考えている。
WithSecureのプレジデント 兼 最高経営責任者(CEO)であるJuhani Hintikka氏は、「セキュリティとスポーツの成功のためには、目標達成を危うくするリスクに優先順位をつける必要がある。そのため、FOCの成功にはアウトカムベースセキュリティのコンセプトが不可欠」と述べ、「フィンランドのスポーツ界を支援するために当社がセキュリティの専門知識を提供する機会を得たことをうれしく思う」と続ける。
FOCのCEOであるTaina Susiluoto氏は、「フィンランドオリンピック委員会は、フィンランドのスポーツコミュニティーのためのデジタルサービスの開発に多額の投資を行ってきた。最大のプロジェクトはSuomisportで、既に75万人以上に利用されており、全てのスポーツ関連サービスをまとめたポータルとなっている。多くの人々に利用される私たちのサービスは現在、そして将来にわたって安全な利用が可能である必要がある」と語る。