NTT Com、個人に合った化粧品やメークを提案–顔タイプ診断サービス活用
今回は「NTT Com、個人に合った化粧品やメークを提案–顔タイプ診断サービス活用」についてご紹介します。
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NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は4月21日、東京都渋谷区の複合施設「WITH HARAJUKU」において、AIを活用した化粧品の体験サービス「Smart Powder Room」を期間限定で提供すると発表した。提供期間は4月23日~5月1日。
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが実施した化粧品購入行動に関する調査によると、化粧品の購入に「失敗した」と感じたことがある回答者は6割を超え、失敗経験の上位は「色が自分に合わなかった」「自分の肌質・髪質に合わなかった」など、事前に試すことで回避できた内容が多いという。
化粧品を購入する前に店頭のテスターで試したり、美容部員に相談したりしてから購入する人がいる一方、若年層を中心に「メークを落とした顔を人に見られたくない」など、周囲の目を気にしてテスターの使用やカウンセリングを受けることにためらいを感じる声も多数あるそうだ。
そこでNTT Comは、AIを活用して顔タイプを診断し、プライベート空間で気兼ねなく化粧品を試せるSmart Powder Roomを提供する。利用者は、NTT ComのAI画像認識エンジンを搭載した顔タイプ診断サービス「WhoAI」を利用することで、自分に似合う化粧品やメーク方法を見つけられるという。AGCのディスプレイ一体型ミラー「ミラリア」に表示されたAIによるレコメンド情報を参考に、化粧品のテスターを周囲の目を気にすることなく利用できる。
同サービスは無料で利用可能。設置されている化粧品が気に入った場合は、WITH HARAJUKU内の「資生堂ビューティー・スクエア」で商品を購入できる。
NTT Comは利用者の意見を基に、AIの活用やプライベート空間で化粧品を体験するサービスの有効性を確認する。将来的には、Smart Powder Roomで収集されたユーザーデータの分析による商品・サービスの提案やリモート接客など、デジタル技術を活用した機能拡充を検討するとしている。