「俺の」グループ、飲食業態全36店舗で「BtoBプラットフォーム」を導入

今回は「「俺の」グループ、飲食業態全36店舗で「BtoBプラットフォーム」を導入」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」などを展開する「俺の」は、「BtoBプラットフォーム」を飲食店業態全36店舗に導入した。インフォマートが12月22日に発表した。

 「俺の」では、コロナ禍をきっかけに出店を見直し、不採算店舗を閉店するなど利益を目指す体制に変更した。ECやテイクアウト、デリバリーの外販も始めたが、経理業務が煩雑になり、売掛も重なるなどで管理しきれなくなっていた。効率化も検討したがリソースが足りなかった。

 こうした課題を抱える中、同社は既に導入していた「BtoBプラットフォーム 受発注」の発注機能に加えて、受注機能も利用することにした。さらに、メニューのレシピ作成から管理・共有までの作業工程をデジタル化する「メニューPlus」も導入し、バックオフィス業務の改善に取り組んだ。

 BtoBプラットフォーム 受発注の導入によって、全体の7割ほどの発注をデジタル化した。現在は、全店舗で導入し、問題なく稼働している。店舗とセントラルキッチン間でのやりとりが可視化される点が最大のメリットだと説明する。

 また、ECや外販の受注業務もBtoBプラットフォーム 受発注で行っている。これまでは、仕入れ側として発注するだけだったが、今はECや外販を請け負う店舗から注文を受けるようになり、初めて売り手側を意識するようになったという。

 メニューPlusを導入してからは、材料の分量なども踏まえて動画でレシピが提示でき、調理のクオリティーを統一化した。

 加えて、「BtoBプラットフォーム 請求書」と、紙やPDFの請求書をデータ化するサービスを併用して、インボイス制度と改正電子帳簿保存法の対応を進めている。

 今後は、BtoBプラットフォーム 受発注を通した発注先を増やしていていくことで、これまで飲食店で当たり前とされてきた非効率な業務を減らしていきたいとしている。

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