「Raspberry Pi 5」用ファン付きヒートシンクを試す–「Raspberry Pi 5 Active Cooler」の実力
今回は「「Raspberry Pi 5」用ファン付きヒートシンクを試す–「Raspberry Pi 5 Active Cooler」の実力」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
筆者は新しいRaspberry Pi 5をとても気に入っている。「Raspberry Pi 4」と比べてパフォーマンスが大幅に向上しており、そのおかげで、より多くの新しい可能性が開かれるからだ。しかし、1つだけ気になる点があった。それは発熱だ。
同じワークロードを実行した場合、Raspberry Pi 5の動作温度はRaspberry Pi 4よりもはるかに高い。Raspberry Pi 5はRaspberry Pi 4よりもはるかに高速に動作するので(ワークロードによって異なるが、約2~3倍高速だ)、温度が上昇するのは当然である。
ユーザーはこの発熱に注意する必要がある。ただし、クーラーを取り付ければ、話は別だ。筆者は公式のRaspberry Pi 5 Active Coolerを試しているが、この製品はこれまでにテストしてきたRaspberry Pi用クーラーの中で、間違いなく最も優れている。
Active Coolerは単純なクーラーだ。本体は、アルミ製ヒートシンクが取り付けられた小さなファンで、背面には、チップからヒートシンクに熱を伝えて放散するためのサーマルパッドがある。
このクーラーは、2つのバネ付きプラスチック製プッシュピンを使用して、ヒートシンクをRaspberry Piに固定する。これらのプッシュピンは、ボード上の所定の穴に差し込まれる。
Active Coolerの取り付けは簡単だ。以下でその手順を紹介する。