マイクロストラテジー、「MicroStrategy Autoボット」を発表–社内全体でのデータ活用を支援
今回は「マイクロストラテジー、「MicroStrategy Autoボット」を発表–社内全体でのデータ活用を支援」についてご紹介します。
関連ワード (データマネジメント等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
マイクロストラテジー・ジャパンは6月18日、「MicroStrategy AI」にボット機能「MicroStrategy Autoボット」を追加したと発表した。社内全体でのデータ分析をより簡単にし、意思決定を迅速にする。また、AIを活用したボットやダッシュボードを30日間無料で作成・共有できる「MicroStrategy Auto Express」の提供も始めた。
MicroStrategy AIは2023年に発表された製品で、AIによる説明機能の強化やワークフローの自動化など、継続して機能強化が図られている。
同社は、AIの信頼性と透明性の欠如はAI導入への障壁の1つであるといい、MicroStrategy AIの最新リリースでは、ユーザーの自然言語による質問をどのように解釈したかを、テキストとビジュアルの両方で説明できるようにした。これによって、AIの回答に対する根拠を明示し、ユーザーが素早く信頼できる回答を得られるよう支援するとしている。
また、「MicroStrategy ONEダッシュボード」や自動拡張アプリケーション内で自動ワークフローをトリガーすることで、「『Salesforce』の見込み客の案件情報の更新」「『Marketo』上のメールキャンペーントリガー」「『Workday』上での顧客接待費の承認」といったアクションを迅速化することができる。
最新リリースでは、企業内独自の用語や略語を共通言語として登録し、セマンティックグラフの新しい知的資産を充実させることができるようになった。これにより、MicroStrategy AIがフリーフォームのユーザークエリーを特定のビジネス文脈内で正しく解釈できるようになる。
MicroStrategy Auto Expressは、同社のAI機能、カスタムAutoボットの構築、AIを活用したダッシュボードの作成などを30日間の期間限定で無料で試せるセルフサービス環境。さまざまなサンプルテストデータやガイダンスが含まれるほか、ユーザー自身がデータセットをアップロードし、カスタムAutoボットとダッシュボードを社内で共有することも可能という。