「State of JavaScript 2023」公開。フロントエンドライブラリ利用率1位はReact、メタフレームワークはNext.jsなど、2万3500人のエンジニアが回答
今回は「「State of JavaScript 2023」公開。フロントエンドライブラリ利用率1位はReact、メタフレームワークはNext.jsなど、2万3500人のエンジニアが回答」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
JavaScriptに興味を持つ世界中のIT技術者2万3540人が回答したアンケートの結果をまとめた「State of JavaScript 2023」が公開されました。
回答者の国別分布を見ると米国が16%、フランスが7%、ドイツも7%、イギリス(UK)が5%、ポーランドが4%、ロシアが3%、カナダが3%などで、日本は2%(回答者280人)でした。
ここでは発表された内容から、多くの読者が興味を持つであろう、JavaScriptライブラリの人気など、結果の一部を紹介してみます。
フロントエンドフレームワークはReactが1位、2位にVue.js
フロントエンドフレームワークの利用率ランキングはReactで、2位以下を引き離して8年連続1位、しかも利用率を伸ばしています。2位にはAngularを抜いてVue.jsが初めて入り、3位は昨年よりランクも利用率も落としたAngularとなりました。
以下、堅調に利用率を伸ばすSvelte、Preact、Solid、Lit、Alpine.js。9位に初めてHTMLXが入りました。
メタフレームワークは1位がNext.js、2位はNuxt、3位Gatsby
メタフレームワーク(昨年まで「レンダリングフレームワーク」と呼ばれていた)の利用率。1位は他を引き離してNext.js、2位以下はだんご状態で、2位はGatsbyをかわしてNuxt、3位がGatsby、4位がAstro、5位がSvelteKit、6位がDocusaurus、7位がRemix、8位がEleventyでした。
テスト用フレームワークはJest、Storybook、Cypress
テスト用のライブラリヤフレームワーク、ツールで最も人気なのは5年連続でJest、2位がStorybook、3位がCypress、4位がMocha、5位がTesting Library、6位がPuppeteer、7位がSelenium、8位Vitest、9位Playwright、10位がMock Serviceとなりました。
ビルドツールはwebpackが1位、Viteが急上昇2位
ビルドツールは相変わらずwebpackが1位ですが、2位のViteが急速に利用率を伸ばしています。3位がtsc CLI、4位のesbuildも勢いがあります。5位以下はRollup、Percel、SWC、Turbopack、tsup、Biomeという順位になりました。
TypeScriptだけでコードを書く人が最多数に
今回の結果の中で興味深い結果を1つ選ぶとすれば、下記のJavaScriptとTypeScriptをどのような比率で利用してコードを書いているかの結果でしょう。
もっとも多かったのが100%TypeScriptで書くという人で、これが32%。100%JavaScriptで書くという人は9%ということで、90%以上が何らかの形でTypeScriptを書いている、ということが示されています。
ここで紹介した結果以外にも多くの結果が明らかになっています。詳細についてはぜひオリジナルのWebサイトをご覧ください。