佐賀銀⾏、AvePointのクラウド運用管理ツールを導⼊–IT部⾨の作業負担を最大90%削減
今回は「佐賀銀⾏、AvePointのクラウド運用管理ツールを導⼊–IT部⾨の作業負担を最大90%削減」についてご紹介します。
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AvePoint Japanは6月25日、「Microsoft 365」の運用を支援するツール「AvePoint Cloud Governance」と「AvePoint Policies&Insights」が、佐賀銀行に導入されたと発表した。これにより、同行では「Microsoft Teams」の権限管理やセキュリティリスク対策が自動化され、情報システム部門の作業負担が最大90%削減され、ガバナンスやセキュリティの強化につながった。
佐賀銀行はデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として、内外のコミュニケーション改革を目指している。従来は電話やメールがコミュニケーションの中心だったが、DX推進のためにはチャットやウェブ会議の導⼊が不可⽋という課題感から、2022年にMicrosoft 365を導入し、Teamsの使用を開始した。
しかし、Teamsの全社展開に伴い、セキュリティやガバナンスの問題が浮上。未使用のチーム(Teamsにおける複数ユーザーでの協働機能)やユーザーアカウントの放置、ゲストメンバーの管理の複雑化などのセキュリティリスクと、チーム作成やメンバー追加の手続きが情報システム部門に集中し作業負担が増大する問題が生じた。
これらの課題を解決するため、佐賀銀行は2022年11月に情報収集を始め、複数の製品を検討した結果、セキュリティとガバナンス強化をワンストップで実現するAvePointの製品導入を決定した。
AvePointのツール導入により、組織外のゲストメンバーが参加するチームの管理強化や、未使用のチームの棚卸しなどが自動化され、情報システム部門の作業量が最大90%削減された。これにより、最小限の人数での運営体制の内製化が可能となり、現場の生産性が大幅に向上した。
また、AvePoint製品の独自機能を活用し、これまで紙で行っていた「チーム作成の申請処理」が容易になったことで、Teamsの活用がさらに進んでおり、コミュニケーションツールの使いこなしの加速が期待されている。