荒川区教育委員会、AVDを制御する「CO-Gateway with AVD」導入–ストレージのリソース消費を抑制
今回は「荒川区教育委員会、AVDを制御する「CO-Gateway with AVD」導入–ストレージのリソース消費を抑制」についてご紹介します。
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東京都荒川区教育委員会は、Microsoftの仮想デスクトップ(VDI)サービス「Azure Virtual Desktop」(AVD)を制御する、「CO-Gateway with AVD」を導入した。同サービスを提供するシー・オー・コンヴが10月30日に発表した。
CO-Gateway with AVDは、同じOSやアプリケーション構成のVDI環境を多数のユーザーが必要とするニーズに対して、重複するリソース(ストレージ)をサーバー上で集中管理することで、ストレージのリソース消費を抑制する。また、同社独自の技術を活用し、待受起動する端末の台数と時間を最小化することで、クラウドサービスの利用時間を最小化する。
同サービスはユーザーが容易にAVDに接続できるユーザーインターフェース(UI)を提供し、ウェブブラウザを立ち上げてクリックするだけでVDI環境につなげることができるという。
荒川区教育委員会では、教員の働き方改革と児童・生徒の教育の充実を目指し、安全な教育環境を整備する必要があった。今回、「Microsoft 365 A5」とAVDを導入し、システム更新の一環としてCO-Gateway with AVDを導入した。これにより、教員がより効率的に働ける環境が整ったという。
Microsoft 365 A5は、ゼロトラストセキュリティを実現し、AVDはクラウドベースの仮想デスクトップ環境を提供する。これにより、どこからでも安全にアクセスできる環境が整備されたという。また、これまでは校務系と学習系の「Windows」環境が分かれていることで生じていた不便が解消され、一つの端末から業務に応じたOSへロケーションフリーでアクセスできるようになった。