ZoomやTeamsでホスト(主催者)でなくてもリモート会議を録画できるソフト、会議専用機をソースネクストが発表
今回は「ZoomやTeamsでホスト(主催者)でなくてもリモート会議を録画できるソフト、会議専用機をソースネクストが発表」についてご紹介します。
関連ワード (Microsoft Teams(製品・サービス)、Zoom(製品・サービス)、ソースネクスト(企業)、ビデオ通話 / ビデオチャット/ビデオ会議(用語)、リモートワーク / テレワーク(用語)、日本(国・地域)等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
AI(人工知能)翻訳機の「ポケトーク」を手がけるソースネクストは6月15日、リモート会議向け製品の新ブランド名「KAIGIO(カイギオ)」を冠した端末とソフトウェアを発表しました。
KAIGIO MeePetは、Zoom SDKを利用した製品。リモート会議ソフト、マイク、カメラ、スピーカーを搭載し、ユーザー側による機材の用意が不要です。Zoom、Microsoft Teams、Webex Meetingsに対応し、ディスプレイに会議IDとパスワードをタッチ入力すれば、会議に参加できるのが主な特徴です。
また、Outlookアカウントを連携すれば、予定表の読み込みや、時刻表示とアラーム音で会議を知らせる機能、会議開始までの時間を表示する機能を利用できます。
さらに、グリーンバック不要でAIが人物を認識する「XSplit VCam」のバーチャル背景エンジンを搭載。背景画像は、100万種類を超える素材からの検索や、USBメモリやHDDからの読み込みが可能です。
このほか、5000mAhバッテリーを内蔵し、Zoom会議であれば連続で約1時間30分から2時間程度、スリープモードを解除したメイン画面の待機状態では4時間程度、コンセントに接続せず利用できます。
満面KAIGIOは、独自のAI顔認識エンジンを用いて人物を自動でクローズアップできる会議室カメラ用ソフトで、利用には別途webカメラとweb会議ソフト ( 64ビット版のZoom、Teams、CISCO Webex ) が必要です。
会議室にいる人数や配置に合わせて、自動で最適な画面に切り替わり、人物が移動しても自動追尾する機能を持つほか、ホワイトボードや商品などだけを映すことも可能です。
全録KAIGIOは、Zoom会議の自動録画が可能なリモート会議アーカイブソフト(Teamsの録画は自動ではない)。会議システムに標準で付いている録画機能を参加者が使用する際、会議主催者への申請が必要なケースがありますが、独立した全録KAIGIOでは参加者の意思で録画できるそうです。
また、録画後にサムネイルからの再生が可能で、確認したい箇所をすぐに探せるほか、必要な範囲だけをトリミングすることも可能。録画だけでなく、スクリーンショットの自動生成もでき、共有資料の閲覧にも役立つとしています。
(Source:ソースネクスト。Engadget日本版より転載)
関連記事
・マイクロソフトが個人向けTeamsのデスクトップ・モバイル・ウェブ版を正式リリース
・Zoomなどウェブ会議含め日程調整をワンストップで行うカレンダープラットフォーム「Spir」が2億円調達
・アマゾンのスマートディスプレイ「Echo Show 10」がZoomとAmazon Chimeをサポート
・AI翻訳機「ポケトーク」が音声を翻訳し本体とウェブブラウザーに文字表示を行う「ハンズフリー翻訳(β版)」を新搭載
・レノボがオフィス向けMicrosoft Teams連携スマートディスプレイを発表