PS5、歴代最速1000万台突破も販売ペースは大幅ダウン 「在庫水準の改善が最優先」
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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は7月28日、PlayStation 5(PS5)が全世界で累計1000万台売れたと発表した。しかし販売のペースはかなり下がっているようだ。
SIEによると1000万台を突破したのは7月18日。2020年11月12日の発売から約8カ月で、より1カ月近く早かった。対応ソフトも「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」が世界累計で650万本売れるなど好調だという。
しかしSIEのジム・ライアン社長が「引き続き世界中で需要が供給を上回る状況が続いている」とする一方、販売のペースはかなり下がっている。
ソニーグループの決算資料によると、PS5は2020年11月から12月までに450万台、今年1月から3月までに330万台売れたという。発売前の在庫積み上げもあり20年は月平均で200万台超、21年に入ってからも月平均110万台を売っていた。
しかし、さらに220万台を積み上げて1000万台に到達するまで3カ月半を要した。月で割ると約62万台と1〜3月の半分近くまでペースダウンしている。
ジム・ライアン社長は「ゲーム業界だけではなく、あらゆる産業がグローバルな市場環境の影響を受けている中、SIEにとって在庫水準の改善は最優先事項であることを改めてお伝えする」とし、コロナ禍や世界的な半導体不足といった市場環境の影響を受けていることを示唆した。
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