リーガロイヤルホテル、クラウド管理型の無線LAN機器を導入
今回は「リーガロイヤルホテル、クラウド管理型の無線LAN機器を導入」についてご紹介します。
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ロイヤルホテルは、自社が運営する「リーガロイヤルホテル」にクラウド管理型の無線LAN機器「Ubiquiti UniFi」を導入した。同シリーズを販売、導入支援する網屋が1月19日に発表した。
UniFiシリーズは、インターネットゲートウェイ、スイッチ、無線アクセスポイント(AP)などを統合管理するSoftware-Defined Network(SDN)ソリューション。エンタープライズ向けの製品でクラウド上の管理画面から機器を一括管理できる。
リーガロイヤルホテルでは、ホテル内にあるレストランやバーなどの店舗で利用している、販売時点情報管理(POS)システムの刷新に伴い、無線LAN機器も更改することになった。以前までは無線LAN機器が統合管理されていなかったため、ネットワークにつながらないことがあれば、設備担当が直接現地に駆けつけて対応していた。また、スタッフが忙しく動き回る店舗では、意図せずLANケーブルや電源ケーブルが抜けたりすることもあった。
UniFiシリーズを導入したことで、無線LANがつながらない場合でもアラートを受け取って現場対応ができるようになった。また、クラウド上で機器を管理できるので、日本全国にあるグループ各店舗の無線APの稼動状況をクラウドで容易に制御できる。
UniFiシリーズはメッシュ機能に対応しているため、工事ができる時間が限られている店舗でも、LANケーブルの配線なしで無線エリアを拡張できる。実際に今回の導入においても、管理画面からエリアごとの電波状況を確認し、電波が届きにくかった場所へメッシュ機能を利用して、3〜4カ所増設している。
同ホテルでは、機器の増設後も安定稼働していることを確認しており、ホテルの基盤ネットワークへの採用も検討している。