森永製菓、データ基盤を刷新–脱PPAPなどコンテンツセキュリティ確保へ
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森永製菓は、自社のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支えるデータ基盤として、クラウドストレージサービス「Box」を採用した。Box Japanが1月31日に発表した。
森永製菓は、2030年の目標として「ウェルネスカンパニーへ生まれ変わります」を掲げている。それに向けて、ITの最大活用を目的にクラウドファーストを方針とし、「Amazon Web Services」(AWS)や「Microsoft 365」といったクラウド基盤やSoftware as a Service (SaaS)との連携によって、いかなる状況でも業務を止めない多様な働き方を可能にする必要があった。
Boxは森永製菓のデータ基盤として、書類の電子化や押印廃止、コンテンツの一元管理による情報共有の高度化、暗号化ファイルとパスワードをメールで別送してファイル転送する“PPAP”からの脱却、ランサムウェア対策などのコンテンツセキュリティ、内部統制や規制対応などのガバナンス強化に活用される。
これにより、Boxはあらゆる業務関係者をコンテンツでつなぎ、森永製菓だけではなく、同社とつながりのある企業にとって、仕事を安心・安全に効率化する「ハブ」の役割を担うとしている。
森永製菓は今後、このデータ基盤を活用し、収益の向上、成長促進、新規ビジネスの創造を進めながら、サステナブルな経営を目指すという。