マイクロソフト、2月の月例パッチ–脆弱性48件を修正
今回は「マイクロソフト、2月の月例パッチ–脆弱性48件を修正」についてご紹介します。
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Microsoftが月例セキュリティパッチ「Patch Tuesday」をリリースし、48件の脆弱性を修正した。深刻度評価が「Critical」(重大)の脆弱性はない。
Microsoftは2月のPatch Tuesdayで、リモートコード実行(RCE)の脆弱性、特権昇格の脆弱性、なりすましの問題、情報漏えい、ポリシーがバイパスされる脆弱性などの問題を修正した。
2月のセキュリティ更新プログラムの影響を受ける製品には、「Windows Kernel」「Hyper-V」「Microsoft Outlook」「Microsoft Office」「Azure Data Explorer」「Microsoft SharePoint」が含まれる。
Microsoftが今回修正した唯一のゼロデイ脆弱性はCVE-2022-21989だ。これはカーネルの特権昇格の脆弱性(一般に知られている)で、CVSS深刻度スコアは7.8だが、最高レベルの「Critical」(重大)には分類されていない。この脆弱性を悪用するには、「攻撃の前に、標的の環境の準備を整える追加の手間が必要になる」とMicrosoftは述べている。
今回修正されたそのほかの興味深い脆弱性には、以下が含まれる。
Zero Day Initiative(ZDI)によると、今回修正された脆弱性の件数は、例年の2月のPatch Tuesday(2020年を除けば、毎年約50件の脆弱性が修正されている)とほぼ一致している。
Microsoftのセキュリティアップデート以外にも、各社からセキュリティアップデートが公開されている。