クラファンIndiegogoが信頼確保に向け正当なキャンペーン運営者に「信頼証明バッジ」発行へ

今回は「クラファンIndiegogoが信頼確保に向け正当なキャンペーン運営者に「信頼証明バッジ」発行へ」についてご紹介します。

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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


Indiegogo(インディーゴーゴー)は信頼面で問題を抱えている。それは同社が痛感していることだ。このプラットフォームは長年、Kickstarter(キックスターター)の最初の審査に通らなかったキャンペーンが集まる場所と多くの人に考えられてきた。

CEOのAndy Yang(アンディ・ヤン)氏は、2021年夏のインタビューでこう語った。

私たちのサイトでは、キャンペーンが実現しなかったり、キャンペーンが支援者と不通になったりといった失敗が何度もありましたし、私たちもそれを認めています。この2年間は、信頼と安全の観点から何ができるかを考えることに重点を置いてきました。クラウドファンディングはショッピングではないということを、支援者に理解してもらうための教育から始まりました。私たちの精算サイトでは非常にわかりやすく説明しています。しかし繰り返しになりますが、Amazon(アマゾン)や他の企業では、ボタンをクリックすれば2時間後に商品が届くと人々は教育されています。信頼という点では、これまで被害に遭われた方々のことを考えると、その通りだと思います。私たちはそのことを認めています。

Indiegogoは「支援者がより多くの情報を得た上で意思決定できるようにする」ことを目指し、数々の新しい取り組みによって、これまでの欠点に対処しようとしている。その中で、新しいTrust-Proven Badge(信頼証明バッジ)は大きな変化ではないが、企業と支援者の間に作りたいと同社が考えてきた信頼のようなものを育むための一歩となる。

「過去10年間、我々は何千ものキャンペーンを成功させてきました。そして、これらの起業家と築いた関係は、決して小さな偉業ではありません」と、Indiegogoは新機能を発表したブログポストで述べている。「我々は、Trust-Provenバッジを使用して、キャンペーン運営者の成功の記録を強調し、この情報をキャンペーンページで直接提供することで、支援者がより多くの情報に基づいた意思決定ができるようにしたいと考えています」。

同社によると、現在は最もアクティブなキャンペーン運営者の実績を確認している最中で、履行状況、キャンペーン管理、支援者からの好意的なフィードバックなどに基づいて、バッジの授与を開始する予定だ。この動きはIndiegogoのTrust & Safetyチームのより広範な徹底点検の一部で、サイト全体の関係を改善することを目的としている。今回のニュースは、クラウドファンディングが激変している中でのものだ。12月にはKickstarterがプラットフォーム全体を分散型ブロックチェーン技術に移行する計画について、幅広いユーザーから反発を受けた。直近では、長年のリワードフルフィルメントプロバイダーであるTopatoCoが、独自のクラウドファンディングサービスTopatoGoの立ち上げを発表した。

関連記事:Kickstarter、クラウドファンディングプラットフォームをブロックチェーンに移行する計画

TopatoCoの創設者でCEOのJeffrey Rowland(ジェフリー・ロウランド)氏は、新サービスについて次のように語っている。「私たちはこのサービスを長く続けてきましたが、そろそろ中間業者を排除し、自分たちですべてを行うことで関係者全員が楽になる時期だと考えています。長年にわたり、何十万個もの荷物を発送してきた私たちはそれを得意としています。毎日働く優秀な人材と、2つの倉庫、数十台のコンピューター、バン、フォークリフトを有しています。『取り扱い注意』のシールもたくさんあります。クラウドファンディングとフルフィルメントを完全に自社で行うことで、クリエイターはもっと良い取引ができ、社内プロセスを合理化し、コミュニティにより多く投資し、なぜかブロックチェーンを使わないことで環境にも貢献できます」。

画像クレジット:Brian Heater


【原文】

Indiegogo has a trust problem. It’s something the company is keenly aware of. For years, the platform has been viewed by many as the destination for those campaigns that didn’t make it through the initial Kickstarter vetting process.

As CEO Andy Yang told me in an interview last summer:

We’ve had our number of failures on our site, of campaigns that haven’t fulfilled or just, the campaigns have ghosted their backers, and we own up to that. Over the last two years, that’s been a major focus for us, of what can we do from a trust and safety perspective. It starts with education, making sure that the backers understand that crowdfunding is not shopping. It’s very visible in our checkout site, but again, Amazon and other companies have trained people, just click a button and I’m going to get it in two hours. In terms of trust, people that have been burned, absolutely. We own up to that.

The platform is looking to address some previous shortcomings with a number of new initiatives, in an effort to “help backers make more informed decisions.” As far as those things go, the new Trust-Proven Badge isn’t a huge change, but it’s a step toward fostering the kind of trust the firm has been looking to create between companies and backers.

“Over the last 10 years, we’ve been home to thousands of successful campaigns, and the relationships we’ve built with these entrepreneurs are no small feat,” Indiegogo says in a blog post announcing the new feature. “We want to use the Trust-Proven Badge to highlight campaigners’ record of success, providing this information directly on the campaign pages so backers can make more informed decisions.”

The company says it’s currently in the process of reviewing the track records of its most active campaigners and will start awarding the badges based on things like fulfillment, campaign management and positive feedback from backers. The move is part of a broader overhaul of Indiegogo’s Trust & Safety team, aimed at improving relations across the site. It comes during a time of upheaval for crowdfunding. In December, Kickstarter was greeted with wide-ranging user backlash over plans to move its entire platform to decentralized blockchain technology. More recently, longtime rewards fulfillment provider TopatoCo announced the launch of its own crowdfunding service, TopatoGo.

“We’ve been doing this long enough that we figure it’s time to cut out the middleman and make it easier on everyone involved by doing it all ourselves,” TopatoCo founder and CEO Jeffrey Rowland said of the new service. “Over the years we’ve shipped hundreds of thousands of things and we’re pretty good at it. We have great people working every day and two warehouses, several dozen computers, a van, and a forklift. We have so many rolls of those ‘fragile’ stickers. By shifting our crowdfunding and fulfillment totally in-house, it will allow us to make better deals for creators, streamline our internal processes, invest more into our community, and help the environment by not using blockchain for some reason.”

(文:Brian Heater、翻訳:Nariko Mizoguchi)

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