アダルト系SNS「OnlyFans」が認証済みNFTをプロフィール画像にできる機能を提供
今回は「アダルト系SNS「OnlyFans」が認証済みNFTをプロフィール画像にできる機能を提供」についてご紹介します。
関連ワード （人々、機能、連絡等） についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Twitter（ツイッター）に続き、NFTプロフィール画像の波に乗るのは誰になるとあなたは考えていただろうか。アダルトコンテンツで成長したにも関わらず妙にイメージをクリーンアップしようとしている、NSFW（職場閲覧注意）クリエーター収益化プラットフォームであるOnlyFans（オンリーファンズ）と予想していたなら、大当たり！……と喜ぶのは、今はOnlyFansまでもがNFTをプロフィール画像に使うのかと認識するまでの話で、誰も勝者はいないのかもしれない（暗号資産を愛するとともに、NSFWクリエイターの仕事に報酬を与えたいと思っている人々を除けば）。
OnlyFansは、ユーザーが認証済みNFTをプロフィール画像として表示できるようになったと、英国時間2月10日に発表した。Reutersの報道によると、OnlyFansは2021年12月にこの機能を導入したという。TechCrunchはOnlyFansに連絡を取り、この報道を確認することができた。
OnlyFansでは、Ethereum（イーサリアム）ブロックチェーン上で鋳造されたNFTのみがサポートされ、Ethereumアイコンが表示される。ユーザーはNFTのプロフィール画像をクリックすると、OpenSea（オープンシー）によるそのデジタル資産に関する詳細情報を見ることができる。
新たに就任したOnlyFansのCEO、Ami Gan（アミ・ガン）氏はこう述べている。「この機能は、NFTが当社のプラットフォームで果たすことのできる役割を模索するための第一歩です」。
OnlyFansは2021年、NSFWコンテンツをプラットフォーム上で禁止すると発表し、クリエイターの生活を根底からくつがえす事態になりかけた。このニュースは、MastercardとVisaの規制が変更されたことを受けてのものだった。しかしその後、同社は「OnlyFansがあらゆるジャンルのクリエイターをサポートできることを銀行パートナーが保証したため、変更の必要がなくなった」ことを明らかにし、この決定を撤回した。それでも、OnlyFansのクリエイターたちにとっては、クレジットカード会社の気まぐれによって、いつプラットフォームが崩壊するかわからないという警鐘を鳴らした出来事になった。
セックスワーカーが安定した収入を得られるよう支援することは、実は暗号資産のユースケースとしては悪くない。元OnlyFansのクリエイターであるAllie Rae（アリー・レイ）氏は、現在、暗号資産を中心としたOnlyFansの代替サービスであるWetSpace（ウェットスペース）に取り組んでいる。
クレジットカード会社とは異なり、パブリックブロックチェーンは、気まぐれに変更してポルノの購入を禁止することはできない。しかし、これまで見てきたように、十分な勢いのある中央集権型取引所は、特定の種類のトークンへのアクセスや市場活動を減らすことができる。もちろん、変動が激しく、時には詐欺まがいのこともあるこの分野に手を出したくないファンとクリエイターの両方にとって、暗号資産は障害にもなり得る。しかし、それはともかく、NFTのプロフィール画像を可能にすることで、OnlyFansは暗号資産を含む将来に向けたジェスチャーをしているのかもしれないし、それはポルノビジネスを続ける未来を意味するかもしれない。
TwitterやOnlyFansのほか、Reddit（レディット）もNFTプロフィール画像機能をテストしており、YouTubeも公的にこのアイデアを検討している。
YouTubeのチーフプロダクトオフィサーであるNeal Mohan（ニール・モーハン）氏は10日、Reutersへのアミ・ガン氏の発言を受けて「ブロックチェーンやNFTのような新しい技術によって、クリエイターはファンとより深い関係を築くことができると考えています」と書いている。
「当社の使命は、クリエーターが自分の可能性を最大限に発揮できるようにすることです」とOnlyFansのガンCEOは述べた。
画像クレジット：NurPhoto / Getty Images
【原文】
Who’d you think was going to follow Twitter by making NFT profile pictures a thing? If you guessed OnlyFans — the NSFW creator monetization platform that’s strangely trying to clean up its image despite making bank — you win! Until you remember that OnlyFans is doing NFT profile pictures now, which means maybe no one wins (except for the intersection of people who both love crypto and also want to compensate NSFW creators for their work?).
Per a report from Reuters, this feature has been in the works since December. TechCrunch was able to reach OnlyFans to confirm the report.
On OnlyFans, only NFTs minted on the Ethereum blockchain will be supported, and they will be denoted by an Ethereum icon. When users click on an NFT profile picture, they will see more information about the digital asset from OpenSea.
Newly installed OnlyFans CEO Ami Gan said, “This feature is the first step in exploring the role that NFTs can play on our platform.”
OnlyFans nearly banned NSFW content from the platform last year, which would have upended creators’ livelihoods — this news came in light of changing Mastercard and Visa regulations. But OnlyFans walked back the decision after revealing that the changes were “no longer required due to banking partners’ assurances that OnlyFans can support all genres of creators,” the company told TechCrunch at the time. Still, this was a wake-up call for OnlyFans creators that the platform might pull the rug out from under them, at any moment, depending on the whims of credit card companies.
But the thing is, helping sex workers maintain a stable income is actually not a bad use case for crypto. One former OnlyFans creator, Allie Rae, is now working on WetSpace, a crypto-centric OnlyFans alternative.
Unlike a credit card company, public blockchains can’t be altered on a whim to ban purchases of porn. Though, as we’ve seen, centralized listing marketplaces with enough momentum can reduce access and market activity on a particular kind of token. Of course, crypto also poses obstacles for both fans and creators who may not want to dabble in the volatile, sometimes-scammy space. But regardless, by enabling NFT profile pictures, OnlyFans might be making a gesture toward a future in crypto, which could mean a continued future in the porn business.
Along with Twitter and OnlyFans, Reddit has also tested an NFT profile picture feature, while YouTube is very publicly flirting with the idea.
“We believe new technologies like blockchain and NFTs can allow creators to build deeper relationships with their fans,” YouTube Chief Product Officer Neal Mohan wrote today, echoing Ami Gan’s statements to Reuters.
“Our mission is to empower creators to own their full potential,” the OnlyFans CEO said.
Update, 2/10/22, 4:45 PM ET with confirmation from OnlyFans.
（文：Amanda Silberling、翻訳：Aya Nakazato）