マイクロソフト、従業員体験プラットフォーム「Viva」に従業員エンゲージメントの「Glint」統合へ
今回は「マイクロソフト、従業員体験プラットフォーム「Viva」に従業員エンゲージメントの「Glint」統合へ」についてご紹介します。
関連ワード (「働く」を変える、HRテックの今、特集・解説等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Microsoftは従業員エクスペリエンスプラットフォーム「Viva」を拡大し、2023年に従業員エンゲージメントツール「Glint」をVivaスイートに追加することを明らかにした。GlintはVivaの一部になるという。
Microsoftは2016年にLinkedInを買収した。LinkedInは2018年にGlintを買収している。買収金額は公表されていない。Glintのツールは、企業の幹部が従業員のエンゲージメントとスキルを把握できるよう視覚化し、その情報に基づいてさまざまな提案を行えるよう支援する。GlintはLinkedIn事業の一部となっている。
Microsoftによると、既存のGlintユーザーは当面、これまでと同じようにLinkedInが提供するサービスとサポートを利用できる。新規ユーザーは、LinkedInから既存のGlintサービスをスタンドアロンで購入するか、VivaにバンドルされたGlintサービスをMicrosoftから購入することができる。
Microsoft Vivaには現在、「コネクション」「インサイト」「トピック」「ラーニング」という4種類のモジュールがある。Vivaは、従業員のオンボーディングとエンゲージメントに関して企業を支援するサービスだ。Microsoft Vivaには、「Yammer」や「SharePoint」から、分析機能およびナレッジマネジメントサービス「Project Cortex」の要素まで、Microsoftの利用可能な技術と新技術がパッケージ化されている。
Microsoftは2021年、10月に買収したAlly.ioのOKR(目標と成果指標)機能をVivaに統合し、Vivaの新しいモジュールにする計画を明らかにした。OKRは、企業の戦略的目標や業務プロセスに関する可視性を従業員に提供する狙いがある。Microsoftは、Ally.ioのテクノロジーと「Microsoft Teams」の統合を改善するほか、Ally.ioを「Office」「Power BI」、広範な「Microsoft 365」アプリおよびサービスに組み入れる計画だとしていた。