AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、自動レビュー機能が株式譲渡契約に対応
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LegalForceは3月7日、同社が開発・提供する人工知能(AI)契約審査プラットフォーム「LegalForce」で、和文の株式譲渡契約書の自動レビュー機能の提供を開始したと発表した。
株式譲渡契約は、株式の取得によって企業の買収が行われる際に、買収側と売却側で締結される合併・買収(M&A)の代表的な契約。株式譲渡契約をはじめとするM&A関連契約は、重要かつ緊迫した局面で締結される契約でもあり、契約書に盛り込むべき事項が多岐にわたるという。一方、締結までの時間が限られていることも多く、レビュー時に法務担当者や弁護士に大きな負荷がかかるとLegalForceは説明する。
同社は、業界再編や後継者不足などの理由からM&Aの件数増加が見込まれるとし、株式譲渡契約を自動レビューに対応させたことで、重要な条項の抜け漏れや不利な条項の見逃しを防ぎ、契約書審査の質を高めることに貢献すると述べる。また、スピード感をもった契約交渉の促進にもつなげていきたいとの考えだ。
今回の対応により、LegalForceのレビュー可能類型は49類型(英文契約類型も含む)になったという。LegalForceでは今後、株式譲渡契約と同様にM&Aでよく用いられる「事業譲渡契約」も対応類型に追加し、M&A関連契約のAIレビュー対応類型拡充を強化することを予定している。