Oracle Cloud、開発環境やテスト環境に使いやすいシンプルなコンテナ環境「Container Instances」、Oracle Cloud自身によるCDNサービスなど発表
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オラクルはOracle Cloud Infrastructure(OCI)において、シンプルなコンテナ環境の「Container Instances」を始めとする複数の新サービスを発表しました。
OCIは以前から「Oracle Container Engine for Kubernetes」でKubernetesで管理されたコンテナ環境を提供しています。
今回発表されたContainer Instancesは、Kubernetesなどのコンテナオーケストレーションなどには管理されていない、単独で使用できるシンプルなコンテナ環境です。
これは開発環境やテスト環境などでシンプルなコンテナ環境を立ち上げたいときなどに向いています。
Container Instancesはインテル、AMD、Armのプロセッサが利用できます。
そのほかOCIでは、NVMeドライブによる低レイテンシのストレージを提供することでデータベースなどの処理に向く「AMD E4.Dense Compute Instances」、 需要の変化に応じてブロックストレージの性能を動的に変更可能な「Flexible Block Volumes with Performance-based Auto-tuning」などの新サービスも発表されました。
さらに、Oracle Cloud自身によるContent Delivery Network(CDN)サービスも登場。CDNパートナーとのダイレクトピアリングによるCDN InterconnectによりオブジェクトストレージからCDNへのアウトバウンド帯域が無料で提供されるようになります。現時点では北米のCloudflare CDN向けに提供されているとのことです。