三井住友海上ら、AI活用の信用力スコアリングサービスを構築
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三井住友海上火災保険(三井住友海上)とセカンドサイトアナリティカ(セカンドサイト)は、人工知能(AI)を活用した自動車ローン/リース分野において、個人の信用力を評価するスコアリングサービス「個人向け自動車ローン等の審査モデル」を構築した。
今後はサービスの導入に向けて、Global Mobility Service(GMS)や自動車販売事業者とも連携し、審査モデルの実証を行う。
今回構築したモデルは、三井住友海上に加え、金融機関のAIを活用した与信審査モデル構築に強みを持つセカンドサイト、自動車販売事業者と自動車の遠隔起動制御装置を取り扱うGMSが保有するデータを活用し、デフォルト予測や最適な貸付額算出など、ファイナンスの与信を評価するローン審査モデルだという。GMSのデータには、個人が特定される情報は含まれないとしている。4月以降も各事業者の保有データを活用した機械学習を継続し、ローン審査モデルの精度向上を図る。
自動車ローンなどの審査における非通過者数は年間約200万人に上るとされ、ファイナンスの与信審査が難しいフリーランスなどの人口もコロナ禍で増加している。そのような中、三井住友海上は「保険データの活用」と「提携パートナーとのアライアンス」により、働く意欲のある人の信用力を評価する新たなローン審査モデルを構築するに至ったという。