GitLabがタヌキのロゴをリニューアル。DevOpsのコンセプトを取り入れた結果、よりタヌキらしく
今回は「GitLabがタヌキのロゴをリニューアル。DevOpsのコンセプトを取り入れた結果、よりタヌキらしく」についてご紹介します。
関連ワード (キツネ、依然、価値観等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
GitLab社は日本語で「タヌキ(Tanuki)」と命名されたロゴを使用していることがITエンジニアのあいだでしばしば話題になります。それはタヌキというユニークな名前のせいだけではなく、その外観がキツネにしか見えないからでもあります。
そのGitLabのタヌキロゴのリニューアルが4月末に行われました。下記のツイートに添付された画像の、一番左のリアルな顔が最初のタヌキ、その右の角張っているのがこれまで見慣れていたタヌキ、そして真ん中の少し丸みを帯びたものが新しいタヌキです。
In the spirit of iteration — and in celebration of the cultural shift in DevOps — our Tanuki logo is evolving to reflect our commitment to the DevOps lifecycle.https://t.co/0dCU8knrJv pic.twitter.com/A1wMbTnxYZ
— GitLab (@gitlab) May 2, 2022
新しいタヌキも依然としてキツネっぽいのですが、以前よりもタヌキらしさは増しているように見えますね。
少し丸みを帯びたタヌキになったのは、下の図のようにDevOpsのイテレーションを象徴する無限ループのコンセプトをロゴデザインを取り入れたためだとのこと。
同社共同創業者でCEOのSid Sijbrandij(シッツェ・シブランディ)氏は、このリニューアルを説明したブログ「DevOps is at the center of GitLab | GitLab」で次のように説明しています。
The new logo places GitLab at the center of the DevOps infinity loop. I am pleased that we chose to iterate instead of a step change – staying true to our values.
新しいロゴは、DevOpsの無限ループの中心にGitLabを配置しています。私たちの価値観に忠実であり続けるために、一度での変化ではなく、イテレーションを選択したことを嬉しく思っています。
ちなみに、同社のロゴがなぜタヌキと呼ばれているのかについては、2020年に行われた記者発表でのPublickeyからの質問に、シッツェCEOは次のように答えてくれています(記事「GitLabが日本法人を設立、国内で本格展開へ。ロゴが「タヌキ」なのは、スーパーマリオの大ファンだから」から再掲)。
「このロゴを見てもらうと、何人かにはキツネ(fox)だといわれて、何人かにはタヌキ(racoon dog)だといわれてしまった。そこで(英語ではない単語として)「タヌキ」というのがあると聞いて、それはいい、それにしようと決めました。
また、わたしたちは宮本さんが作ったスーパーマリオの大ファンで、タヌキはスーパーマリオにおいて飛ぶ力を与えてくれます。それと同じように、利用者にはGitLabを活用して飛べるようなパワーを得ていただきたい、という意味も込めています」
GitLabのタヌキはインパクトがありますが、正直なところ、競合のGitHubのマスコットである猫耳とタコのような足を持つ謎の生物「Octocat(オクトキャット)」に比べると、まだ地味な存在と言わざるを得ません。リニューアルを機に今後の活躍を期待したいところです:-)
Some great Git tips courtesy of @bushra_nazish: https://t.co/L01KfADDxt
— GitHub (@github) May 9, 2022
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