清掃ロボットがエレベーターを自動乗降–JR西日本が大阪で実証試験
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JR西日本メンテックと大阪ターミナルビルは、清掃ロボットがエレベーターを自動乗降し、複数フロアを掃除する実証試験を開始した。実施場所は大阪ステーションシティ ノースゲートビルディングのオフィスフロア、5月から実証試験を開始している。関西初の取り組みになるという。
これまで、カーペット掃除を代わりに行うロボットはあったが、次の階に行くには人の手を必要としていた。今回、その人手が必要なエレベーターへの乗降や昇降をロボット自身で行える、CYBERDYNEの清掃ロボット「CL02」を使用する。人手不足の解消に加え、こうした深夜帯に行われる仕事の労働環境改善に貢献できることを期待し、検証していく。
これまでも両社は、JR西日本グループの一員として、将来の労働力不足が事業継続にとっての重要な課題と認識し、清掃ロボットの導入に取り組んできたという。今後、人とロボットが共存しながら世の中に貢献できる仕組みを目指して検証を進め、今後も他のビルへの展開に向けて取り組んでいく。