サカタインクス、SAPのクラウドオファリングを採用
今回は「サカタインクス、SAPのクラウドオファリングを採用」についてご紹介します。
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サカタインクスは、SAPのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP」を同社の基幹システム基盤として採用した。
RISE with SAPは、リスクを避けながらミッションクリティカルなシステムを変革するソリューションで、クラウドERPやアナリティクスとビジネスプロセスインテリジェンス、SAPおよびパートナーによる成果主導型サービスなどを含む。
サカタインクスグループは1896年の創業で、印刷インキ・印刷関連機材・機能性材料などを提供する。2030年を見据えた長期ビジョンと成長戦略を策定しており、その一環として基幹システムの見直し検討していた。
同社の基幹システムは、度重なる改修によって複雑化・属人化し、情報の分断や二重入力、マニュアル作業など非効率な業務が多数発生していた。この状況は、近い将来の運用継続性リスクが大きく、デジタルトランスフォーメーションに取り組む際の阻害要因となる可能性があった。
検討の結果、将来に渡って利用できる変化への対応力に優れた基盤であるSAP S/4HANA Cloudを採用し、業界テンプレートの活用とFit to Standardの方針に基づき、SAP S/4HANA Cloudの標準機能での導入に徹底的にこだわることで、業務プロセスを標準化・効率化していくこととした。さらにSAP S/4HANA Cloudにデータを一元管理することで、データドリブン経営を実現していく。