ベイシア、SaaS型の製品マスターサービスを導入–ネットスーパーの商品情報を整理
今回は「ベイシア、SaaS型の製品マスターサービスを導入–ネットスーパーの商品情報を整理」についてご紹介します。
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ショッピングセンターチェーンを展開するベイシアは、製品マスターのSaaS「Lazuli PDP」を採用した。製品を提供するLazuliが7月5日に発表した。
Lazuli PDPは、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括管理し、データを活用しやすい形に整理、拡張するための製品データ基盤(PDP)。メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスターデータを、独自収集した商品情報や人工知能(AI)を活用して名寄せし、商品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行う。
ベイシアでは、ネットスーパー基盤「Rakuten全国スーパー」上に「Beisia ネットスーパー」を1月にオープンし、オンラインで注文された商品をベイシアの店舗からピックアップ、配送するサービスを開始している。
ネットスーパーは、リアル店舗と異なり、利用者が実際に手に取って商品を確認したり、類似品と比較したりできないため、商品の詳細な情報を十分にそろえ、分かりやすく表示することが、体験価値の向上に不可欠となっている。しかし従来の商品情報登録業務には大きな負荷と時間がかかり、大きな課題となっていた。
ベイシアでは、Lazuli PDPによって商品情報の入力にかかる負荷と時間を大幅に削減し、高精度で充実した商品情報を提供することで、商品をより発見、比較、購入しやすいものにするとしている。