三菱マテリアル、分散したナレッジを自動集約して一元管理–法務業務のDXを推進
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三菱マテリアルは、法務業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため「MNTSQ(モンテスキュー)」の導入を決定した。同サービスを提供するMNTSQが7月15日に発表した。
MNTSQは、契約業務などの法務業務に関する情報の電子化とナレッジマネジメントを可能にするシステム。三菱マテリアルは同システムの導入により、法務業務の担当者間で高いレベルのナレッジ(知識)を共有し、法務業務のDX推進と業務の効率化や高度化を図る。
同社の法務部では、法務業務で作成する契約書や資料などの取り扱いと共有に関して、メールやサーバー、「SharePoint」など、複数のツールを利用していた。そのため、データの重複保管や保管先の検索性能、また知見の属人化などの課題を抱えていたという。
この課題を解消するため、MNTSQの導入を決定。「サーバーに保管されたデータを初期移管する」という点や「『Outlook』やSharePointなどとMNTSQを連携することで、法務業務に関する交渉経緯や契約書データなどを自動集約できること」さらに、「法務業務に特化した検索機能が搭載されていることから、ナレッジの検索において高い利便性があり、蓄積したナレッジが活用しやすい点」などが評価された。
また、法務部だけでなく、各事業部門の法務担当者も利用できるナレッジ基盤となっており、ナレッジへのタグ付け機能に加えて、お気に入りや社内ひな形の登録機能があるため、知見の共有が可能になる。極秘情報については、フォルダーの権限設定により適切に管理できるという。