オトナルとアドエラ、視覚と聴覚に訴求した「pDOOH×⾳声広告」を提供開始
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デジタル音声広告事業を展開するオトナルと大阪メトロ アドエラ(アドエラ)は、関西エリアにおけるプログラマティックDOOH(pDOOH)と音声広告を組み合わせた広告配信ソリューションの提供を開始した。両社が7月14日に発表した。
DOOH(Digital Out of Home)は、屋外や交通機関、店舗内にあるLEDビジョンや液晶ディスプレーなどのデジタル技術を用いた広告のことで、一部ではプログラマティック(運用)広告としてデータに基づいたリアルタイムな広告枠の自動買い付けを行える。
Osaka Metro Groupの広告事業を行うアドエラは、2021年にフライウィールのプログラマティック広告配信プラットフォーム「Osaka Metro DOOH Ads Platform」を導入し、データに基づいたターゲティング広告配信を提供している。このプラットフォームにより、従来の時間と場所を指定した広告配信から、オーディエンスの属性を基に推計したターゲティング配信を可能にしているという。
また、オトナルは街中で接触できる広告手法として、インターネットメディアの音声広告である「デジタル音声広告」と「DOOH」を連携した配信プランを提供している。
今回の連携では、Osaka MetroのDOOH配信に連携し、インターネットの音声メディアであるspotifyやradiko、YoutubeMusicへの音声広告配信を行う。大阪エリアの消費者の行動履歴に応じて、DOOHによる交通広告と音声広告の配信を行い、新たな広告体験を創出する狙いだ。また、視覚が主体となるDOOHと、イヤホンからの音声のみの音声広告により「視覚」と「聴覚」それぞれへの訴求を補完する広告活動が可能になる。
この広告配信ソリューションでは、駅改札機やICカードデータによる推計でユーザーの性別や年代などの属性に合わせた広告を提供できる。また、天気予報や日時など、シチュエーションの変動に合わせた広告配信が可能になるという。
例えば、平日の昼間に女性をターゲットとする場合は女性用美容サロンの広告を配信したり、インドアスポーツの広告は平日の夜に配信したりと、曜日や時間帯に合わせて配信する広告内容を連携/変化させる。
さらに同ソリューションで、アドエラのpDOOHの広告に接触した推計ユニークユーザー数と、ユーザー1人当たりの広告接触回数、また広告が表示された回数でレポーティングを行う。また、デジタル音声広告では、広告が聴かれた回数をインプレッション数としてレポーティングが可能だという。