イングリウッド、運用型UGC活用ツールを導入–レビュー掲載でCVRを1.86倍伸長
今回は「イングリウッド、運用型UGC活用ツールを導入–レビュー掲載でCVRを1.86倍伸長」についてご紹介します。
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冷凍おかず定期便サービス「三ツ星ファーム」を運営するイングリウッドは、運用型ユーザー生成コンテンツ(User-Generated Content:UGC)活用ツール「Letro」を導入した。これにより、三ツ星ファームではコンバージョン率(CVR)を1.86倍まで伸長したという。同ツールを提供したアライドアーキテクツが8月1日に発表した。
Letroは、ユーザーがSNSに投稿したレビューなどのUGCを独自のノウハウに基づいて分類し、成果向上に適したUCG施策を設計するツール。運用型UGCとは、配信先や訴求に合わせてウェブサイトや広告に掲載し、UGCの内容や掲載デザインの検証などを繰り返すことで売上成果の向上につなげる。
これまで三ツ星ファームでは、新規顧客獲得に向けたランディングページ(LP)における獲得効率を向上させるため、ユーザーが「Instagram」に投稿したレビューをユーザーボイスとして掲載していたという。しかし、ユーザーボイスはウェブサイト上のデザインとして埋め込まれ、表示が固定された静的状態であったため、第三者が発信するコンテンツの強みを生かせていなかった。
そこで、UGCをユーザーの閲覧状況に合わせて最適な形で表示することに加え、売り上げにつなげるための運用型UGCを実施し、生成・活用・効果測定・改善のサイクルを継続的に回しながら施策成果の最大化を目指すため、Letroの導入を決めた。
Letro導入後は、三ツ星ファームが強みとしている宅配弁当のメニューの多さを押し出すため、メニューの多さについて言及しているInstagramの投稿を戦略的に抜粋し、LPに動的に表示。成果向上につなげるため、LPにおけるUGCの掲載位置や表示デザインの検証や改善を実施した。
さらに、ウェブサイト上でのレビューを運用し、ユーザーの声を収集。Instagramの投稿と同様にレビューを動的に掲載することで、CVRが最大1.86倍まで伸長し、新規顧客の獲得効率を大きく改善できたという。
現在は、生成したレビューをLPだけでなく、ステップメール内のコンテンツとしても活用し、2回目以降の購入につなげている。