AWSが主導するElasticsearchのフォーク「OpenSearch」にCanonicalが参加へ
今回は「AWSが主導するElasticsearchのフォーク「OpenSearch」にCanonicalが参加へ」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Linuxの主要なディストリビューションの1つであるUbuntuを開発するCanonicalは、AWSが主導するオープンソースの検索エンジン「OpenSearch」のプロジェクトへの参加を表明しました。
Great open source software is built together with a diverse community of contributors.
Canonical, the publisher of #Ubuntu, is proud to be a member of the OpenSearch #opensource community.
Read more about our collaboration here: https://t.co/EkQlAZtS9A pic.twitter.com/AwxCkWWFiU
— Ubuntu (@ubuntu) August 26, 2022
AWSはオープンソースで開発されていたElasticsearchをマネージドサービスとして提供する「Amazon Elasticsearch Service」を提供していましたが、Elasticsearchの開発元であるElastic CEOのShay Banon氏は、これについてオープンソースの商標を軽視するなどAWSを強く非難する声明を2021年1月に発表しました。
参考:AWSをElasticが名指しで非難。ElasticsearchとKibanaのライセンスを、AWSが勝手にマネージドサービスで提供できないように変更へ
同時に、それまでApache License 2.0だったElasticsearchとKibanaのライセンスを、商用サービス化を制限する「Server Side Public License」(SSPL)と「Elastic License」のデュアルライセンスへ変更することも発表しました。
OpenSearchはこれを受けてAWSがElasticsearchをフォークして立ち上げたプロジェクトです。
参考:AWS、ElasticsearchとKibanaのフォークによる「OpenSearch」プロジェクトを発表。Elasticとの溝は埋まらないまま
すでにOpenSearchにはオラクルを始めとする多くのパートナーが参加していますが、オープンソースの主要なプレイヤーの1つであるCanonicalの参加はAWSやOpenSearchの継続性に懸念を持つ人々にとって心強いものとなりそうです。