ミクシィ、AI活用したテスト自動化ツールを導入
今回は「ミクシィ、AI活用したテスト自動化ツールを導入」についてご紹介します。
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ミクシィは、人工知能(AI)を活用したテスト自動化ツール「MagicPod」を導入した。ツールを提供するMagicPodが9月8日に発表した。
MagicPodは、モバイルアプリとブラウザー(ウェブアプリ)に対応したテスト自動化のSaaS。プログラミングなどの知識がなくても直感的に利用できるという。AI技術を活用したプログラムの自動修正により工数が削減され、アプリケーションなどのリリースサイクルの高速化を支援する。
ミクシィはMagicPodについて、分かりやすいユーザーインターフェース(UI)で、直感的にテストの自動化を進める体験ができたことや、サポート担当者に質問をしたときの反応の早さ、アカウントの発行数に制限がない点などを評価した。また月契約が可能なため小さく始められる点も採用の決め手になったという。
モバイルウォレットアプリ「MIXI M」では、改修が入るたびにリグレッションテストを実施していたが、MagicPodで70%ほどの作業を自動化できるようになり、必要になればやりたいだけ安心するまでテストができるようになったという。
またスポーツ観戦に特化した店舗の検索・予約サービス「Fansta」では毎朝9時と10時にリグレッションテストを定期実行しているが、従来2~3時間かかっていた作業が自動化されたという。
さらに美容サロンスタッフを直接予約できるサービス「minimo」では、顧客と掲載者向けの2種類のウェブサービスでリグレッションテストを実行している。この作業の7〜8割を自動化できるようになり、従来8〜16時間から半分に削減できたという。