ストライプジャパン、インターネット向け決済処理プラットフォームをアップデート

今回は「ストライプジャパン、インターネット向け決済処理プラットフォームをアップデート」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 ストライプジャパンはインターネット向け決済処理プラットフォーム「Stripe」のアップデートを発表した。

 主なアップデート内容は、3Dセキュア2.0への完全移行、売上入金サイクルの短縮、銀行振込の入金確認頻度向上、「カスタマーポータル」をノーコード化となっている。

 3Dセキュア2.0(EMV-3Dセキュアあるいは3DS2)は、一度だけ使えるワンタイムパスワードによる認証により、第三者によるアクセスの抑止や、パスワードの管理が容易となっている。今回のアップデートでは、ブランド認証ページに遷移する動きが必要となっていた前バージョンの3Dセキュア1.0(3DS1)と比べ、セキュリティの強化だけでなく、認証手順の改善によるユーザビリティの向上とドロップ率(かご落ち率)の解消が期待できる。

 売上入金サイクルについては、JCB取引の売上入金サイクルを30日から最短4営業日後に短縮し、Visa、Mastercard、American Expressなど同サービスで扱える全てのカードブランドの入金日が同一なった。全ての売上入金サイクルが4営業日になることで、売上金の入金予測やトラッキングなどを容易にする。

 入金確認頻度については、銀行振込の自動入金確認(消し込み)が今まで約1日かかっていたが、1時間ごとに実施できるようになった。

 決裁サービス利用者がアカウント情報を一元管理できるカスタマーポータルをノーコードで利用できるようにした。サービス利用者にURLリンクを提供するだけで、利用者側でサブスクリプション(サブスク)の更新、一時停止やキャンセル、決済手段の更新、請求書(インボイス)履歴の表示などができるようになる。またノーコード化により利用者への連絡、新しいカード情報の登録、カード情報とサブスクリプションのひも付けや契約の管理などの隠れた負担・コストを軽減できる。

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
ITプロフェッショナルの約9割が過去1年間に転職を検討–半数は給与以外を重視
IT関連
2022-10-29 02:16
ユーザーの反発を受けWhatsAppがプライバシー規約の施行を3カ月延期
ネットサービス
2021-01-17 01:38
マイクロソフト定例外プログラム、5月パッチ適用後一部で発生した認証の問題修正
IT関連
2022-05-24 17:31
PwCコンサルティング、茨城県つくば市の職員と生成AI活用に関する研究を開始
IT関連
2023-08-12 02:42
トライアルカンパニー、グループ企業の店舗にデジタルサイネージを導入
IT関連
2023-05-11 19:48
トレンドマイクロ製品に脆弱性、悪用攻撃も確認
IT関連
2023-09-21 07:57
かつての敏腕営業は絶滅危惧種になり、セールスはニュータイプの時代へ
IT関連
2021-02-16 05:54
AWSが「IAM Roles Anywhere」発表。一時的にAWSへのアクセス権をAWSの外側にあるワークロードに付与
AWS
2022-07-08 14:35
金融機関APIの活用促進に向けて–「参照系API」の技術的改善を提言
IT関連
2023-08-15 23:32
「ルナルナ」20年のデータ蓄積で見えた“オギノ式”の改良点 日本でも広がり始めた「フェムテック」(後編) (1/3 ページ)
くわしく
2021-05-29 14:28
国家を後ろ盾とする犯罪グループの活動が拡大する背景–新たな脅威も
IT関連
2022-02-25 04:32
「Linux」のデスクトップ環境を変更するには–好みに合わせて選んで使用
IT関連
2024-05-10 18:21
「CP+2021 ONLINE」の来場者は5万150人 3月末までアーカイブを公開
くらテク
2021-03-03 11:00
国内携帯各社のMECサービス、急速な台頭も将来性に複数課題–IDC
IT関連
2023-10-13 07:04