日立チャネルソリューションズとMILIZE、AIを用いた金融向けのサービスを提供
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日立チャネルソリューションズとMILIZEは、金融分野向けにデータセントリックな視点を取り入れた新しいサービスの提供に向けて協業を開始した。
新サービスは、日立チャネルソリューションズが展開するATMやリモート相談サービスをはじめとした顧客接点を活用したチャネルソリューションと、MILIZEの提供する豊富な人工知能(AI)と金融工学を活用したデータ分析力とノウハウを融合したものになる。
両社はこれまでも業務提携契約を締結し、多様な顧客ニーズに最適な金融コンサルティングサービスの提供やAIを活用したデータ駆動型サービスの共同開発に取り組んできた。
今回の協業では、「『人生100年時代』に応えるライフデザインコンサルティングツール」「『金融×AI×ATM』によるデータ利活用サービス』「ATMと連携したマーケティング高度化サービス」の3つのサービスを展開していく予定だ。
「人生100年時代」に応えるライフデザインコンサルティングツールは、顧客ごとに異なるライフイベントやライフステージに合わせた資産形成への支援を行う。豊富なシミュレーション機能や計算ロジックを備えた本格的なコンサルティングツールの「milize Pro」など、多彩なツール群の中から金融機関の活用目的に合ったツールを選ぶことができる。
「金融×AI×ATM」によるデータの活用サービスは、顧客接点の効率的運用や店舗像検討を支援する「AI需要予測」と、最適なチャネル・タイミング・コンテンツでサービスや情報を提供することでアップセル・クロスセルにつなげる「パーソナライズ」の2つのメニューがある。AI需要予測では、ATMや拠点のデータと、店舗周辺情報や人口統計などのビッグデータをAI分析し、最適な店舗・人員配置や装塡(そうてん)資金などを予測する。パーソナライズでは、ライフデザインコンサルティングで得られたデータや金融機関保有の顧客データを分析する。
ATMと連携したマーケティング高度化サービスは、スマートフォンを入り口にしたリアルチャネルとネットの連携や誘導を実現する。ライフデザインツールから得られた顧客データを顧客関係管理(CRM)に活用したうえで、ATMへ連携し、ATM画面やクーポン明細の二次元バーコードによる利用者に応じたサービス案内を行う。