経済の先行き不透明でも、サブスクビジネスは持続的に成長–Zuora調査レポート
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Zuora Japanは11月15日、「サブスクリプション・エコノミー・インデックス(SEI)2022年上半期」をまとめた最新版を公開した。これによると、2022年上半期は、SEI対象企業の収益成長率がS&P 500企業の収益成長率を9%上回った。
SEIは経常収益型のビジネスの業績を測る指標で、サブスクリプションビジネスの管理プラットフォームである「Zuora Billing」の顧客の一部をベースにしたもの。
2022年第2四半期の収益成長率では、SEI企業の数値がS&P 500企業を24%上回っていることも分かった。SEI企業のサブスクライバー数の成長率は、2021年の四半期平均は0.86%であったのに対し、2022年上半期は平均2.35%だった。
さらにサブスクリプションビジネスの業績を測ることが可能な指標である解約率について、SEI企業はコロナ禍前よりも低い水準にとどまっていることも分かった。2019年の四半期ごとの平均解約率は6.50%であったのに対し、2022年上半期は6.13%だった。
SEI企業の1アカウント当たりの平均売上(ARPA)成長率は2021年第4四半期の2.78%から2022年第1四半期の0.94%に減少した。しかし第2四半期には1.89%に回復した。この数字は2019〜2021年の平均1.81%を上回っている。