「なんちゃってオンライン請求書」や「契約書迷子」–Sansan、「紙トラブル番付」発表
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Sansanは、アナログな紙書類に依存した業務で発生するありがちなトラブルをまとめた「紙トラブル番付」を発表した。
この番付は、請求書、契約書、注文書、名刺といった紙書類を扱う業務に携わる1000人のビジネスパーソンを対象とした調査(調査期間:2022年11月2〜7日、調査方法:オンライン上でのアンケート調査)を元に作成された。
東の横綱は、データで届いた請求書を紙に印刷・押印、その後スキャンしてデータ保存・メール送付などを行う非効率な「なんちゃってオンライン請求書」。西の横綱は、膨大な数の契約書ファイルから特定の物を探しているが見つからない「契約書迷子」となっている。
さらに東の大関は請求書の支払い承認印を役職順にもらう規定があり、押印依頼で社内を駆け回る「請求書スタンプラリー」。同じく西は、もらった名刺が整理できておらず、連絡を取りたい時に名刺の山を捜索する「名刺大捜索」となった。
東の関脇の「FAX注文書 安否確認」は、ファクスで注文書を送付後、無事届いたかどうか、電話やメールで相手先に別途確認することだという。同じく西は、紙で受領した請求書が紛失・行方不明になり、経理への提出期限を過ぎてしまう「神隠し請求書」となった。
今回の調査の中で6割以上のビジネスパーソンが「紙の書類があることで、業務上の非効率が生じている」と答えており、「2023年はもっと業務のデジタル化やデジタル変革(DX)を推進してほしい」との声も8割以上から寄せられているという。今回の番付は、多くの企業で発生している紙書類の業務課題にフォーカスを当て、2023年のさらなるDX推進を啓発するために作成された。