「一風堂」など展開の力の源ホールディングス、「Backlog」でタスクを可視化

今回は「「一風堂」など展開の力の源ホールディングス、「Backlog」でタスクを可視化」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 力の源ホールディングスは、プロジェクト管理・タスク管理ツール「Backlog」を導入し、業務の可視化や効率化を進めている。提供元のヌーラボが発表した。

 力の源ホールディングスは、とんこつラーメン店「博多一風堂」をはじめとした飲食業を中心に展開している企業。2023年3月末時点で国内に139店舗、海外134店舗を展開している。

 Backlogを活用しているのは、同社の店舗運営に必要な制作物を担当している営業本部・制作グループ。約3年前から、自社ウェブサイトやアプリの店舗情報の更新、SNSの更新、メニューやポスターなどの制作に関わる進ちょく管理にBacklogを導入し、3チーム7人で活用している。

 同グループでは、従来、「Microsoft Excel」を使ったタスク管理を行っていたが、その方法では個人が抱えるタスクや全体の時系列が把握しにくいという課題があった。

 営業本部・制作グループでは、制作・ウェブ・SNSという3チームの業務が1つの案件に重なることが多いため、時間軸に沿ってタスク管理をしたいというニーズがあった。そこでBacklogのガントチャート機能を活用したところ、進ちょく状況を直感的に把握できるようになり、マネジメント側の視点でもスケジュール遅延対策などのリスクマネジメントが可能となった。

 また、Backlogの「親子課題機能」を活用し、課題登録をルール化した。これにより、今まで見えにくかったタスクの棚卸しをスムーズに実施できるようになった。制作チーム全体のスケジュール管理をするリーダーが「親課題」を入力し、親課題にひも付けて、チームメンバーが必要なタスクを「子課題」として登録していく運用方法を採用している。Backlogで子課題を登録する習慣がメンバーに根付いたことで、業務を細かな作業単位で洗い出し、タスクを可視化できるようになったという。

 その結果、各メンバーが抱えているタスクをリアルタイムに把握できるようになり、タスクが集中しているメンバーに対するフォロー体制が自然に出来上がった。業務のバランスが取りやすくなったことで、タスクの抜け漏れも減っているという。

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