イトーキ、Google Cloudと連携でスマートオフィス推進–2023年中にサービス提供
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イトーキは2月10日、新商品の開発と人工知能(AI)を活用したデータ分析・活用において2022年4月にGoogle Cloudと合意したJBP(ジョイントビジネスプラン)の取り組みについて進捗(しんちょく)状況を発表した。
イトーキは、コロナ禍で働き⽅や働く環境に対する価値観が変化し、ポストコロナ時代においてもこの流れがある程度継続・拡⼤すると見ている。こうした中同社は、顧客が「働く環境」に期待する価値を具現化するため、提案⼒の強化と商品・サービスの拡充を目指している。
イトーキは、高いクラウド技術を持ち、革新的な働き方を実践するGoogle Cloudの考え方に共感し、スマートオフィスコンセプトを体現する製品やサービスの開発において同社のテクノロジーを活用することを決定した。同社はクラウドサービス「Google Cloud」を活用し、プロジェクトの推進やサービス提供基盤の確立、イノベーションの推進に取り組むとしている。
同社は、オフィスレイアウトのプランニングデータと自社のクラウドサーベイ「Performance Trail」で計測された従業員のパフォーマンスや心身のコンディションに関するデータ、位置情報サービス「Workers Trail」で収集された活動データをGoogle Cloud上で統合し、企業の生産性や従業員のウェルビーイングの向上につながっているワークスペースの特定などを行う「ITOKI OFFICE A/BI」を構築した。同社は自社データでの実証を経て、2023年中にデータドリブンなオフィス構築サービスの提供を予定している。
そのほかイトーキは、製品機能を強化・拡張する統合ソリューションの開発をGoogle Cloudのパートナープログラムの特典を活用して行う。また、自社のECとリアルのショールームに来場した人々の情報を連携させることで、OMO(オンラインとオフラインの融合)の顧客体験(CX)を促進するとしている。