ルームクリップ、写真にひも付いた商品データを6カ月で整理–サービスの成長を促進
今回は「ルームクリップ、写真にひも付いた商品データを6カ月で整理–サービスの成長を促進」についてご紹介します。
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インテリア専門のSNSを運営するルームクリップは、AIを活用したSaaSのクラウド製品マスター「Lazuli PDP」を導入し、導入後6カ月でデータ整備のオペレーション構築を完了した。同製品を提供するLazuliが4月7日に発表した。
Lazuli PDPは、複数の外部データベースに点在する商品情報を一括して管理し、データを活用しやすい形に整理、拡張するための製品データ基盤(PDP)サービス。メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスターデータを、AIを活用して名寄せし、効能や製品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行う。
ルームクリップは、インテリアの写真を投稿・閲覧できる「RoomClip」と、投稿された写真を参考に、実際に商品を購入できる「RoomClipショッピング」を運用している。
同社では、このサービスを成長させるために、写真と商品の情報をセットにしてユーザーに伝えることが重要だと捉えていた一方、写真とひも付いた商品データの整理が十分にできていないという課題を抱えていた。さらに、データ整理に対応する人的リソースが限られていたため、スケジュール通りに基盤の構築を進める方法を模索していたという。
このような課題を解消するため、2022年7月にLazuli PDPを導入。導入後6カ月で、写真にひも付いた商品のデータ整備やオペレーション準備が完了し、システムの稼働を開始した。またその過程で、月に数千件の商品と画像のひも付けや、数十万件の商品データと画像のマッチングを自動化したという。