GVA TECH、AI契約書レビュー支援クラウドに過去契約書の一括アップロード機能
今回は「GVA TECH、AI契約書レビュー支援クラウドに過去契約書の一括アップロード機能」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
GVA TECHは、同社が提供するAI契約書レビュー支援クラウド「GVA assist」について、「過去契約書の一括アップロード機能」を追加した。
これにより、社内の審査済み「Word」ファイルに含まれる条項・コメントといった社内ナレッジの再活用が、これまで以上に容易になる。
GVA assistは契約ナレッジをAIで活用することで、契約書レビューの「読む・直す・仕上げる」負担を軽くするツール。自社ひな型やGVA TECHが用意した理想のひな型と、レビューする契約書との比較参照を通じて、条文の過不足や検討ポイントを可視化する。また修正時には社内で蓄積したノウハウを活用することで、自社のビジネスに則した契約書レビューを支援する。
新機能では、管理画面から審査済みWordファイルを複数ファイル同時にアップロードできる。同時アップロード数は最大20ファイルまでで、対応形式は「doc」「docx」。なお保存した契約書データは変更履歴・コメントを含めて条文検索機能で検索できる。
多くの法務部や法律事務所では、審査後のWordファイルを共有ストレージに保管していても、検索可能な範囲は「ファイル単位」までであることが多かった。そのため、審査済みWordファイルに含まれる条項・コメントなどの社内ナレッジを、複数のファイルにまたがって検索、抽出して契約審査に活用することが困難だった。
こうした状況に対してGVA TECHでは、「過去ナレッジ活用機能」を提供し、あらかじめ審査済みWordファイルをGVA assistに保存することで、キーワード単位の検索において、契約類型、取引先名や変更履歴やコメントを含んだ変更対応例といったさまざまな切り口で絞り込みを可能にした。
しかし既に社内に存在する「これまでの」審査済みWordファイルは数多く存在することから、複数を一括して保存したいという要望がユーザーから寄せられていた。
過去契約書一括アップロード機能では、ウェブの管理画面からまとめてGVA assistへ保存できるようになり、これまでは再活用しづらかった既に社内に蓄積されていた大量のナレッジ(過去の契約書・条項・変更履歴・コメントなど)も簡単に再活用できるようになった。