ピュア・ストレージ、フラッシュベースのネイティブな統合型ブロック/ファイルストレージを提供
今回は「ピュア・ストレージ、フラッシュベースのネイティブな統合型ブロック/ファイルストレージを提供」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
ピュア・ストレージは、「FlashArray」によるファイルサービスの一般提供を発表した。
このサービスは「VMware」、NFSデータストア、ユーザーディレクトリー、プロファイル、コンテンツリポジトリー、データ保護、バックアップなど、一般的なユースケースを全てサポートしている。
同サービスは業界に先駆けて提供されるもので、単一のグローバルなストレージリソースプールからブロックおよびファイルサービスをネイティブに提供できる。このためストレージニーズ拡大に備えた事前計画が不要となり、一元化されたポリシー管理システムが、データの管理に要する時間を大幅に短縮する。
米大手調査会社Enterprise Strategy Group(ESG)は、同サービスの提供による効果として、3年間の管理時間が最大62%短縮し、総所有コスト(TCO)を最大58%低減すると予測している。
従来のストレージソリューションは、もともと、ブロックまたはファイルのいずれかのユースケースを想定して設計されていたため、新たなプロトコルの追加は常に後付けとなり、規模の拡大とともに管理が複雑になっていた。
これに対し、ピュア・ストレージは、ブロックとファイルの両方をネイティブに提供するモダンアーキテクチャーを開発することで、どちらかが後付けになる従来の制約を解消した。
これまでIT管理者は、ストレージの更新や需要を予測して、ブロックかファイルか、といったストレージの運用についての計画を事前に立てる必要があった。しかし今後は、ブロックかファイルかを問わず、ニーズに応じた供給および無停止の拡張が可能になり、ファイルシステムのサイズ制限もなくなった。
また従来のストレージプラットフォームの課題であった多層構造が排除され、ストレージのデプロイメントおよび管理において、ニーズに適したストレージサービスを提供できるようになる。さらにポリシー管理を一元化することで管理操作が容易になり、ポリシーをブロックとファイルの両方に同時に適用することができる。