総合建設の松井組、「TOKIUMインボイス」を導入–経理業務を約200時間削減
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大分県竹田市を拠点とする総合建設企業の松井組は、TOKIUMが提供する請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」を導入した。TOKIUMが5月25日に発表した。
TOKIUMインボイスは、請求書を受け取る段階から完全ペーパーレス化するクラウド請求書受領システムで、インボイス制度・電子帳簿保存法などにも対応している。紙やPDFなど、あらゆる形式の請求書の代行受領、オペレーターによるデータ化、領収書・請求書の保管までをTOKIUMが代行する。利用者は、支払申請・承認・仕訳もオンラインで完結でき、仕訳データは加工することなく、そのまま会計ソフトへ取り込むことができる。
松井組ではこれまでさまざまな業務を紙で運用しており、会社としてペーパーレス化したいという強い意向があった。請求書の処理業務では、担当者が請求書を手書きで転記し、総務経理部が土木関連か建築関連か振り分けて会計ソフトへ入力、ファイリングまで行っていた。さらに、押印による承認作業にも、大きな負荷がかかっていたという。
そこで松井組はTOKIUMインボイスを導入。手書きでの転記や請求書の受領・保管作業の大半が不要になり、請求書の開封からファイリングまでの作業を約200時間分削減したという。
また、承認作業のために担当者が出社する必要がなくなった。これにより、業務効率化や移動手段である自動車の燃料代の削減につながったという。さらにシステム化により属人化された業務が減り、より柔軟性の高い働き方を推進できるようにもなっている。