LayerX、「バクラク申請」に「購買申請プラン」を追加

今回は「LayerX、「バクラク申請」に「購買申請プラン」を追加」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 LayerXは6月12日、「バクラク申請」に「購買申請プラン」を追加し、適格請求書等保存方式(インボイス制度)対応を強化した。

 10月1日に開始されるインボイス制度では、発注先の企業が適格請求書発行事業者であるかの確認が必要となる。しかし、購買を申請する従業員自身が確認し、適格請求書発行事業者でない場合には承認ルートを通常の購買稟議(りんぎ)とは別にするといった業務フローの変更を判断するのは、非常に手間であり、ミスも生じやすくなる。

 承認者側も、購買申請一件一件に対し、取引先が「バクラク」の取引先マスターに登録されているか、適格請求書発行事業者かを確認するのは大きな負荷となる。また、不備があった場合、差し戻しに対応する工数の増加も見込まれる。

 このようなことから、購買申請が承認されるまでに時間が増大し、申請者・承認者双方の負担が増加することが想定される。

 購買申請プランは、契約・発注などの購買稟議において取引先が適格請求書発行事業者か否かを判定する。申請者が購買申請に添付した見積書などの書類からAI-OCRが取引先名を読み取り、取引先マスター上の登録状況・適格請求書発行事業者としての登録状況を判定する。

 適格請求書発行事業者として登録が無効または適格請求書発行事業者番号に誤りがある場合、適格請求書発行事業者番号の情報が取引先マスターに登録されていない場合、バクラクの取引先マスターに登録がない取引先が手動で入力された場合には、アラートを申請者に表示する。

 申請提出時点で、発注先が適格請求書発行事業者かどうかを手作業不要で確認できるので、登録状況の確認の手間・ミスを減らすだけでなく、購買申請の承認までに要する時間や差し戻しの可能性を削減できるという。

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
不動産業務支援SaaS「いえらぶCLOUD」で1区画内の複数物件を扱える「多棟連動」がリクルート「SUUMO」に対応
IT関連
2021-08-21 17:23
日本のデジタル人材は追加で2950万人が必要–AWS調査
IT関連
2021-02-27 19:29
コードを提案してくれるAIペアプログラマー「GitHub Copilot」、一般提供に
IT関連
2022-06-24 14:04
総務省、「携帯電話ポータルサイト(正式版)」を公開 料金プランの見直し手順など解説
企業・業界動向
2021-04-03 17:41
東ソー、「RISE with SAP」で基幹システムを刷新–「SAP Concur」も採用
IT関連
2025-03-13 18:05
IIJ、「白井データセンターキャンパス」を拡張–2期棟を建設
IT関連
2022-02-09 23:20
オリコと日本IBM、DX推進で協業
IT関連
2021-05-08 15:42
5Gワゴン車で変える過疎地 Society 5.0社会の快適な暮らし
IT関連
2021-03-03 09:01
2022年のランサムウェア動向と脅威アクター
IT関連
2022-12-14 07:08
NTTドコモ、IPv6シングルスタック導入に向け開発者に試験環境を提供
IT関連
2021-06-30 08:08
真に「AIをビジネスの力に」変えるために–DataRobot Japan・馬場氏
IT関連
2025-01-10 15:34
「Android 16」のリリースが従来より早い6月に–その理由とは?
IT関連
2025-03-06 11:14
サッポロHD、DX・IT人材を育成するプログラムの対象社員を1.5倍に拡大
IT関連
2023-03-15 21:57
富士通、サプライヤー12社と脱炭素に向けて実践–CO2排出量の企業間データを連携
IT関連
2024-11-21 11:33