GitHub、リポジトリールールを一般提供
今回は「GitHub、リポジトリールールを一般提供」についてご紹介します。
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GitHubは米国時間7月24日、「GitHub Repository Rules」の一般提供を発表した。同機能は、4月にパブリックベータ版の提供が開始されていた。
リポジトリールールは、ブランチ保護をパブリックリポジトリーで容易に定義することを可能にする。柔軟なターゲットオプションにより、複数のブランチパターンを単一のルールセットで保護できる。レイヤーリングは動的なバイパスシナリオを可能にするため、「GitHub App」ではステータスチェックが追加の権限を必要とせずにスキップでき、管理者はプルリクエストをバイパス可能としながらも重要な「CodeQL」によるチェックの実行を依然要求できる。
GitHub Repository Rulesの統合により、リポジトリーで共同作業する全ての開発者は、適用されているルールの把握が可能になっている。概要ページは、ブランチに適用可能なルールが分かるようになっている。ルールの適用に関する関連情報は、GitHub.com、Git、「GitHub CLI」といったさまざまな場所で確認が可能。また、バイパス権限の責任ある使用を確実にするための便利なプロンプトも用意されているという。
「GitHub Enterprise Cloud」を利用している場合、ルールを組織内のリポジトリー全て、または、一部に限定して適用できる。ルールの存在を確認するための面倒な監査は不要になり、一貫性を一つの場所で確保できるという。ルールセットのコミットに不安がある場合、評価モードで試すこともできる。ルールのインサイト情報は、古いレビューを却下したり、線形マージ履歴の可能にしたりした場合にどうなるかを知ることを可能にする。これにより、推測に頼ったり、本番環境でテストしたりすることを不要にするとGitHubは述べる。