野村ホールディングス、グループ全体のタレントマネジメントにSAPの人事ソリューションを導入
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野村ホールディングスは、グループ全体のタレントマネジメント基盤としてクラウド人事ソリューション「SAP SuccessFactors」を導入した。SAPジャパンが7月26日に発表した。今回の導入に伴い、クラウドソリューションを利用するユーザーにパーソナライズされたプロアクティブなサポートを提供する「SAP Preferred Success」も導入したという。
SAP SuccessFactorsは、クラウドベースの人的資本管理(HCM)ソフトウェアアプリケーションで、コア人事や給与計算、タレントマネジメント、人事アナリティクスと要員計画、従業員エクスペリエンス管理のサポートを行う。また、人事情報システムとともに、従業員エクスペリエンス管理、オンボーディング、学習、パフォーマンス管理、後継者管理とキャリアデベロップメント、ピープルアナリティクスなど、数多くのツールが含まれている。
野村ホールディングスのタレントマネジメント基盤の構築プロジェクトは、全体の計画策定から業務の標準化を通じたシステム構築、導入後の運用までアクセンチュアが支援。新システムは2022年11月に稼働を開始した。
野村グループは、グローバル金融サービスグループとして、世界30カ国・地域を超えるグローバルネットワークを有している。営業、インベストメント・マネジメント、ホールセールという3つの部門が横断的に連携して付加価値の高い商品・サービスを提供している。
新システムは、グループの従業員全員を対象とし、証券部門ではコンティンジェントワーカー(非正規従業員)もその対象に含んでいる。そのため、ラーニング機能を活用し、グループ全体を対象として必要な研修を実施できるようになった。特に、コンプライアンスやITセキュリティに関する研修は、コンティンジェントワーカーも対象に含めてグループ全体で同一の内容で行うことができているという。