AWS、LinuxからAmazon S3をファイルシステムとしてマウントし利用できる「Mountpoint for Amazon S3」正式公開
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Amazon Web Services(AWS)は、オブジェクトストレージサービスとして提供しているAmazon S3のバケットをLinuxからマウントし、ローカルのファイルシステムと同様にさまざまな操作を可能にする「Mountpoint for Amazon S3」を正式に公開しました。
基本的にAmazon S3の操作はS3専用のAPIを呼び出すことによって行いますが、今回公開されたMountpoint for Amazon S3はそうした操作を不要にし、いくつかの制限はあるものの、Amazon S3のバケットをまるでローカルのファイルシステムのように扱えるようになります。
これにより、例えばAmazon EC2のインスタンスからAmazon S3のバケットへの大規模なデータの保存や参照などが容易に可能になります。
下記はAWSが公開した動画から、実際にMountpoint for Amazon S3を用いてAmazon S3にマウントし、ディレクトリツリーを表示したところ。
Amazon S3上のファイル群をtarで固めて、lsコマンドでファイルの存在も確認。
Mountpoint for Amazon S3を活用できる処理として、大量のリードアクセスが想定される場合や高スループットが要求される処理、多くのインスタンスからの読み込みなどが想定される処理などを挙げています。ただし書き込みは同時に1インスタンスからのみ対応するとしています。