HashiCorp、「Terraform Enterprise」 で2つのデプロイオプションを追加
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
HashiCorpは9月20日、「Terraform Enterprise」で「Docker Engine」、そして「Amazon EKS」「Microsoft Azure AKS」「Google Cloud GKE」といったクラウドマネージド「Kubernetes」サービスを新しいデプロイオプションとしてサポートした。
これにより、DockerやKubernetesを使う場合、これら環境でアプリケーションをデプロイするための業界標準のパターンに従うことができ、Terraform Enterpriseの運用全般を容易にできるとHashiCorpは説明する。これらの新しいデプロイオプションは、Terraform Enterpriseのv202306-1で初めて導入されシングルコンテナーアーキテクチャーによって有効になっているという。同アーキテクチャーは、v202309-1ではデフォルトで有効になっている。
今回の発表により、「Docker Compose」を使用してDocker EngineでTerraform Enterpriseをネイティブにデプロイできるようになった。この新しいデプロイオプションは、マウントされたディスク、外部サービス、アクティブ/アクティブといった既存の運用モードをサポートする。
Terraform Enterpriseは、「Helm」を使ってAmazon EKS、Microsoft Azure AKS、Google Cloud GKEにもデプロイできるようになった。マネージドKubernetes上でTerraform Enterpriseを実行する場合、運用モードを指定する必要はないという。全てのKubernetesインストレーションには、外部の「PostgreSQL」データベース、オブジェクトストレージ、「Redis」インスタンスが必要になる。
Terraform Enterpriseの新しいデプロイオプションは、追加の起動と管理に関する改善も含んでいる。さらに、「Replicated Native Scheduler」が提供していた機能が新しいソリューションに置き換えられているという。置き換えられた機能には、ライセンス管理、リリースディストリビューション、管理コンソール、CLIが含まれる。