Helpfeel、意図予測検索をPDF形式マニュアルの本文検索に応用–新製品を提供へ
今回は「Helpfeel、意図予測検索をPDF形式マニュアルの本文検索に応用–新製品を提供へ」についてご紹介します。
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Helpfeelは、「意図予測検索」機能を搭載した、PDF形式のマニュアル本文検索の新製品「Helpfeel User Manual Search」を2024年1月までにリリースする予定だと発表した。
同製品により、問い合わせの削減によるサポートコストの削減や、営業スタッフの生産性向上、サポートスタッフや営業スタッフの育成期間の短縮、顧客要望の分析による製品改善などの効果が期待できるとHelpfeelはしている。
同社は独自アルゴリズムである意図予測検索を搭載した、検索ヒット率98%の検索型FAQシステム「Helpfeel」を提供する企業。
今回の新製品は、PDFとウェブサイトのFAQを統合した検索SaaS。「目的のページを見つけにくい」「マニュアルとFAQを個別に検索するのが面倒」といった読み手の悩みと、「情報をスピーディーに更新できない」「どのページが役に立っているか分析できない」「管理コストが大きい」といった作り手の悩みを解決する。
従来のユーザーマニュアルでは、目次や索引から目的のページまでたどらなければ探しきれない、PDFやウェブの全文検索では欲しい情報がヒットせずに見つけられないといったことも多かった。同製品を使用することで読み手は幅広い検索キーワードから目的のページにたどり着けるため、問い合わせをすることなく疑問を自己解決しやすい。また作り手側も、スピード・分析・管理の問題を解決しやすい。
意図予測検索はFAQに入力された言葉から検索者が何を知りたいかの「意図」を予測し、その意図に合致する回答をすばやく検索する仕組み。検索ワードが曖昧、感覚的、あるいはスペルミスや漢字/かなの表記揺れがあっても、ユーザーの疑問の解決につながる最適なFAQページをすばやく探し出すことができる。
検索キーワードを入力している途中にも質問を予測して回答の候補を表示し、さらに、サーバー側ではなく端末内で検索することにより、平均的なFAQシステムに比べて約1000倍の速さとなる0.001秒の高速応答も実現した。
新製品では、意図予測検索機能により、入力されたキーワードと本文中の言葉が完全に一致していなくても、読み手が求める意図を予測した上で検索結果に適切なページを提示し、そこへ遷移させることができる。
また読み手へすぐに届けたい情報の反映は、マニュアル本体(PDF)の改訂を待たずにウェブサイト(FAQ)の情報を更新することで対応できる。読み手は1つの検索画面からPDFとFAQの両方を横断して検索できるため、常に正確で最新の情報を得られる。