味の素、経営管理ソリューションでグループ全体の中長期的な課題対応力を強化
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味の素は、グループ経営管理ソリューションとして「CCH Tagetik」を採用した。電通国際情報サービス(ISID)とウォルターズ・クルワーが9月5日に発表した。
ウォルターズ・クルワーは、オランダに本拠を置く企業で、医療、税務・会計、企業統制、リスク管理と法令順守、法務・規制、企業業績・ESG(環境、社会、企業統制)の各分野における専門情報、ソフトウェア、サービスを提供している。
CCH Tagetikは経営管理ソリューションとして経営管理に必要な情報を統合し、分析から報告までを一括で提供する。財務情報と非財務情報を結び付けた柔軟な指標設定が可能で、連結処理やローリング予測など、多彩な会計機能を標準で搭載している。
味の素では、事業別の計画値や月次の事業別ローリング予測から適切な対策を検討し、グループ全体の状況を包括的に把握できるようになる。
同社では、従来の経済指標のほか、社会課題や無形資産といった数値化が難しい指標も取り入れて計測・分析し、顧客・社会・業界など変化する外部環境に左右されない収益構造を目指している。そのため、現状の計測とモニタリングが自動化できる経営管理ソリューションとしてCCH Tagetikが選定された。
今後はCCH Tagetikを活用し、非財務情報も含めた管理会計に資する情報の一元化を進める。また味の素社全社、事業部、グループ個社がそれぞれの要求に応じた経営情報を利用できるようにしていく予定だ。